書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所日記

次女が熱を出して、10月に入園して以来、初めてのお休みをしました。とても苦しそうな咳をします。肺炎が流行っていますから、心配です。ただ、本人は案外元気なのが不思議です。この子はいつもそうなんですけどね。


そんな娘に後ろ髪を引かれる思いを抱きつつ、宗務所へ。月曜日のミスで生じた余分な仕事をしに。ついでに、源泉徴収票の作成を開始すべく。すでに今年分の給与支給は済んでいるので、取りかかれるのです。


余分な仕事、はすぐに片付きました。しかし、源泉徴収票の作成がなかなか進みません。まずは職員個々人の給与支払い状況をエクセルで表にまとめます。まとめるといっても、前年分に使用したシートに支払明細からコピペするだけです。9人しかいないから出来る手法ですね。


その明細から、給与総額と、源泉徴収分の額と、手渡し分の額を集計します。一方では会計帳簿から人件費として支出した金額を出してきて、給与総額に間違いが無いか確かめます。


導き出された1つの数字に対して、必ず別の計算方法から出した数字で検算をして、間違いが無いか確かめます。ことは税金の問題ですから、間違えたら大変です。自分が納得できるまで検算をします。


その最終段階で、どうしても金額が合わなくなりました。どうにも分からずに、帰宅時間を迎えたわけです。悶々としたままそれからの時間を過ごし、子どもを寝付かせてさあ続きの仕事をと思った21時ちょっと前。


ふいに原因を思いつきました。急いでエクセルを立ち上げて計算過程を修正すると、ばっちり帳尻が合いました。すっきりしますね。


これであとは源泉徴収票や、税務署に提出する書類をいくつか作成すれば、この件に関しては終了です。1月中に提出すれば良いのですが、12月は3日ぐらいしか出勤できませんし、1月は仕事始めからいきなり新年役員会の準備も始まるので、時間が無さそう。締切は1月中なのに、浜松市湖西市も、出来れば20日頃までに提出を、って書いてありますし、今のうちから着々と進めていかないと本当に間に合わないことになりそうなのです。


源泉徴収事務の中でもこの時期の仕事が一番面倒ですね。自動化したいのですが、給与ソフトを使うほど人員はいませんから、高いソフトは買えません。フリーソフトではなかなか見つかりませんし。


源泉徴収票印刷に特化したソフトには毎月の給与支給についても若干の補佐をしてくれる機能があるのですが、毎月支給する前提になっているので、宗務所のように6ヶ月に一度なんて言う通常ではありえない形態では使いづらいのです。むずかしい。


そんなわけで、まだあと何回かこの仕事をしないと任期が過ぎませんので、一回やるごとにスムーズに出来るようにして、自分のスキルを高めようと思います。