書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所日記

午前中にお役僧をお勤めし、その足で宗務所へ。今日の休憩時間は昼食時間のみでした。それも食べ終わったら休憩終わり。食べる時間があるだけ幸せかも知れませんが、それにしてもやることだらけの一日でした。


檀信徒研修会が月末に迫っています。出発案内は早くても一週間前ぐらいになる見込みなので、今日のタイミングで、集合解散時間を連絡する必要がありました。それに加えてあーだこーだいろいろと。


教化主事さんと、チャキチャキと仕事をこなしているはずなのですが、なぜか終わりが見えてきませんでした。やっと片付いた、終業時間の30分後、とても安堵です。


正太寺の仕事と宗務所の仕事。どちらが本業かと聞かれたら、答えに窮しそうです。それほどに宗務所の比重が大きくなっています。


私は副住職ですから、正太寺住職がドンとしていてくださる限りは安心して宗務所の仕事にかかりきりになっていられますが、他の多くの職員は住職です。お寺の運営に誰よりも責任があるわけです。


その責任を背負って、且つ、宗務所での責任も背負うなんて、ぞっとします。どちらも中途半端には出来ないのですから。


つくづく今の私の立ち場は恵まれていると感じます。宗務所での経験は大きな宝物ですからね。それを、お寺の責任の大部分を住職にお任せして、経験を積みことが出来るわけですから。


忙しいことに文句を言わずに、今のうちしか得られない経験として、宗務所の仕事にもしっかりと励もうと思います。もちろん、本来の姿である正太寺副住職としても、しっかりやれと周囲から言われることの内容に、心したいと思います。