書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

現職研修会にて

今期宗務所が主催する最後の現職研修会、無事に終わりました。皆さんいろいろとお忙しいようで、時間の経過と共に早退される方が出てくるのですが、今年は例年以上に最後までお付き合い頂けました。内容が興味を引く物が多かったからかなぁ。


興味がなければ仕事を優先するのは当たり前ですものね。やることはいくらでもあるのですから。願わくばそれらが布教活動に結びついておりますように・・・


私はと言いますと、この4年間、講義の中身はほとんど聞けていません。特に昨年と今年の講義は聞いておきたかったのですが、残念無念。


会場から徒歩2分で宗務所の建物があるという条件のため、進達書類をついでに持ってこられる方もいらっしゃいますし、講師さんの送迎、接待、記録のための写真撮影など、裏方としてやることもなかなか多いのです。


集中して聞いていられないので、時間が空いても宗務所に行って普段は片付けられない事に手を付けてしまったりとか。


そう思うと、職員になる前の、ただここへ来れば貴重な講義が聞けるという環境は、大変ありがたいものだったのだなと、今更ながらに実感します。


事前に交渉しておけば、Ustreamでネット配信することも出来たのかなぁ。会場にLANは無いので、イーモバイルの回線利用になると思いますが、職員にとっては録画を後から見れるだけでもありがたい。普通のビデオ録画だとダビングが必要ですが、Ustreamならインターネットに接続すればすぐ見れますし。


今後、そうしたことも検討していく必要がありますね。せっかくの講義、その場限りで終わらせてはもったいないです。有名人の講演会ではないですから、配信そのものにはさほど障害はないと思いますけれど。特に宗務庁からの派遣講師の場合は、勉強してもらうのが目的ですから。あーでも、業界内部の話とか混ざると、良くない面もあるのかな。講師もそれを意識して話さないといけなくなるから、やりにくいかな。でも、検討する価値はありますよね。