書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所梅花大会開催される

宗務所の今年度最後の事業、宗務所梅花大会が開催されました。教区主催と宗務所主催の梅花大会を毎年交互に実施しています。今年度は宗務所主催の番でした。


内容は、特派師範の先生をお招きしての講演と、落語協会とシャンティ国際ボランティア会がタッグを組んで実施しているチャリティー寄席の2本立てです。募金を実施することを条件に、格安で芸を披露してくれるのです。今回は3名来て頂いて、トリは真打ちの方。会場には大きな笑い声が響いていました。


いつもですと宗務所の梅花大会は、詠賛歌奉詠大会と銘打って、日頃の練習の成果を披露して頂いていたのですが、今年は気軽に参加出来る会を、ということで、公演と、笑いという内容にしたそうです。梅花主事さんが言ってました。


実際、参加した母がトイレの中で聞いてきた話によりますと、奉詠大会だと練習も一所懸命やるし、当日も自分の出番が来るまでずっと緊張していなきゃならないけど、今日は気楽で良いねぇ〜、という会話があったそうです。


もちろん、奉詠大会があるから練習に身が入る、という考え方もあります。でも、一方ではこうした意見もあるわけです。たまにはこうした形式も良いのかなと、今の私はそういう意見ですね。


現梅花主事さんの企画による宗務所大会は、これが最後です。次回、再来年の宗務所大会は、新しい宗務所、新しい梅花主事さんによって企画運営されていきます。どんな内容になるのでしょうか。通例という物はあっても、決まりごとはないので、次回が楽しみです。