書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

初どきが始まりました

お正月気分をじっくり味わう暇もなく、初どきが始まりました。今日から6日間、入出・太田地区のお檀家さんに班ごとにお寺へお参りいただき、各家のご先祖様へ年頭のご供養をいたします。


6日間毎日お経を読むのは当然ですが、お位牌を位牌堂から本堂へ運んで並べるのがとても大変です。だいたい30件前後集まって頂きますので、お位牌もそれだけ移動する必要があります。お勤めが終わればまた元の場所に戻さなくてはなりません。


正太寺の位牌堂は、順番らしき順番はありません。一応親戚同士が近くなるように配置されていますけれど、100%ではありません。何にしても、私がお位牌を探し出すのは、とても大変なのです。


住職はさすがに長年のことですから、だいたいおおむね場所を把握しているようですが、それでも時間がかかります。戻すのは、抜けているところに戻せばいいので、出すのよりは簡単ですけれども。


毎年ですね、初どきが始まると、「あと何日!」といって残り日数を数えたりします。お檀家さんがお参りしやすいように夜の時間帯にお勤めしますので、6日間夜9時頃まで仕事をすることになります。人が集まるイベントごとです。嫌いじゃありませんが、疲れはやはり貯まっていきます。だからついつい、数えてしまうんですよね。


初日が無事に終わりました。残り5日。この日記に於いても、カウントダウンしていきましょうかね。