書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

インフルエンザにドキドキする毎日

新型インフルエンザはもう間近まで迫っています。知人の間でも、感染したという話を聞くようになりました。聞く範囲では熱が軽く出た程度で済んでいるようですが、ニュースでは重篤化した例が毎日のように報道されています。


季節性のインフルエンザだって、毎年死者が出ています。感染した場合に重篤化する割合は、そう変わらないような印象を持っていますが、正確な所は分かりません。それより問題なのは、感染力が強いと言うことです。そこが怖いのです。


自分が感染した場合に、自分一人で済めばいいですが、家族に感染する確率はかなり高いです。小さな子どもがいますから、とても心配です。


長女には、家に帰ったらすぐに石けんで手洗い、うがい薬でうがいをするように教えています。親である自分たちも、一度の例外もなく実践しています。宗務所にもうがい薬を導入しましたので、銀行に出かけた後などには、必ず行っています。


うがいと手洗いと、どちらが効果があるかと言えば、圧倒的に手洗いだそうですね。とにかく手洗いを励行したいものです。アルコール消毒液も売られていますから、積極的に利用しましょう。携帯用の小さいものは品薄が続いていましたが、今はどうでしょうか。百均ショップなどで売っている小さめ容器に、大きい消毒液の中身を移しても、とりあえずは良いと思います。何もしないよりは気も休まります。


私は杏林堂あたりで品薄の時に、Amazonで売っているのを見つけて4つほどまとめ買いしました。もちろん先日の檀信徒研修会にも持参して、食事の前には必ず消毒。それ以外にも、気付いたときにはすぐ消毒。考え事などをするときに、口の周りに手が近づきがちです。手から感染する確率も高いですから、そこを防ぐのは効率の良い対処法と思います。マスクよりもよっぽど効果があるそうですよ。(某所の薬剤師さんの話では、感染予防としてのマスクはほとんど効果がないそうです。感染した人が飛散防止に用いるのは、効果が高いと思われるそうです。)


あまり過敏になると気疲れしてしまいますが、これも家族を守るためのこと。報道が新型インフルエンザの話題ばかりに偏っていて、季節性との数字を用いての比較などを見たことがないのが残念です。


特段対策も取らずに、それでもウィルスを跳ね返せるだけの強靱な体の持ち主であれば、こんなに気を遣わなくて良いんですけどね。子どもの防御に集中出来ますし。どちらかといえば弱い体である自分が、とても忌まわしいですよ。