書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

台風18号の猛威に夜も眠れず

1時頃から、寝たり起きたりを繰り返して、朝を迎えました。3時頃から風がもの凄く強くなり、8月の地震なんて目じゃないぐらいに家が揺れ続けていました。このあたりは震度3でしたから、震度4とまでは言わないものの、震度3以上の揺れが、5時過ぎまで続いていたのでした。


幸い雨があまり強くなかったので、部屋の窓の一部から水が染み入ってきた以外は、雨による被害はありませんでした。ただ、停電になりました。一度は復旧したものの、5時半に目覚ましで起きたときにはまた停電をしていて、結局7時過ぎまで復旧しなかったと思います。こんなに長い停電は、初めての経験です。明かりが付かないというのは、心細いものですね。


明るくなり、外へ出てみると、それはもうひどい有様でした。折れた木も何本かあります。あらゆるところで枝が落ちていて、地面よりも枝の方がたくさん見えている状態でした。霊園へ上る車道も、乗用車では通行出来ない有様。四駆の軽トラならばなんとか登れましたが。


いったいもう、どうしたらよいのやら。
住職がすでに庭師さんに片付けを依頼していたので、それ頼みという所です。落ちている枝も、小さな木と同じぐらいのものもたくさんあり、とても私たちだけでは片付けようがないというのが率直な所でした。それを証明するかのように、庭師さんが5人がかりで9時過ぎから17時過ぎまでかかっても、まだまだ片付かないのです。


とにかく今は庭師さん頼み。その間に、建物の回りの片付けを、根気よく続けていくしかありません。今回の台風、これでもし大雨を伴っていたら、ここ湖西市でも大きな被害が出ていたことでしょう。あの風に雨が付くだけで、大変な事態になったことは容易に想像出来ます。その意味では、まだまだラッキーだったのでしょうね。


最後に。
被災された皆さんに心からお見舞い申し上げます。
そして、台風18号はまだ日本にいます。今後、さらに大きな被害が出ないことを、ひたすらに祈っております。