書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

大大会全体会&宗務所予算所会

今日も会議2本。片方は2時間、もう片方は3時間コース。大大会全体会は午前10時から。昨日までやっていた資料作りは、このためのものです。よそから来る文書にページ番号を振ってまとめるだけなのに、手間取りました。


会議自体はスムーズに進行。懸案だった大会テーマも、担当者の事前の準備のおかげですんりと決まり、予定の2時間枠を少し残して終了しました。その後、照自会(青年会)が明日修行する涅槃会の準備が行われるのですが、私は宗務所予算所会のために宗務所へ移動です。


宗務所に付いたのが13時半ごろ。なんやかんやで14時半頃になり、後は所会メンバーである各教区長さん方を迎えるだけ、というところで新たな仕事を発見。僧侶の研修会である現職研修会というのが毎年宗務所単位で開催されるのですが、その修了証を教区長さんに持って帰ってもらうと、郵送費が浮くというのです。持ち帰った教区長さんには、そろそろ教区の総会シーズンなので、その際に配っていただくことになります。


修了証が届いたのが先月末なので、時間はたくさんあったのですが、肝心の出欠状態が私には分からずに、放置してありました。その間の当番日にはそれを把握している主事さん方が共に午後から出勤や欠勤だったため、取りかかれなかったんですよね。


修了証には、県単位で1から順に振られている寺籍番号という番号と、県名、寺院名、僧侶氏名を印刷します。他の項目は、宗務庁で印刷済み。また、枚数は出席者数ピッタリで、予備はありません。印刷ミスは出来ないということです。


その他には同じ様式で修了証を印刷する機会が何度かあるため、MS Accessを使って簡単に印刷出来るようにしてあります。レポートで修了証の当該スペースに氏名などがおさまるようにデザインを作り、テーブルには、Excelで作られた出欠表から欠席者を取り除いた表を読み込ませます。後は修了証のコピーを使って試し印刷をしたら、本番印刷。


レポートデザインに若干の修正が必要でしたが、きっかり30分で印刷開始までこぎ着けました。初会の最中に3度ほど席を外して紙の補充をして、20分ほどで印刷も完了。仕事は順調に運びました。コピー機の手差し印刷にて印刷するのですが、これがもっと枚数をセット出来れば、席を外す必要もなかったのですが、修了証は厚紙ですので、あんまりセット出来ません。全部で115枚なので、30〜40枚ぐらいしかセット出来ないって事ですよね。少ないな。


予算所会自体は非常にスムーズに進行しました。引き続き教区長会にて、秋の檀信徒研修会の業者選定が行われました。ここでは、業者名は隠し、旅程と費用を教化主事さんがオリジナルで書き起こし、プランと料金だけを見て選定します。以前はその時々で随意契約だったそうですが、最近はこうして、入札のような形で行っています。まあでも、旅行社そもそもの特色などもあるので、プランと料金だけで決めるというのが公平なのかどうか、何とも言えません。料金は大手が安くできるのが当たり前なんですし。


もっとも、今の教区長さん方は、料金よりもプランを重視する傾向にあります。どうがんばってもパックツアーよりと比べたら割高になるのは避けようがありません。それならば、魅力的な旅程プランを重視した方が、参加者が得られやすいというものです。1寺院としても、役員さんにお願いしていってもらうということも良くあるので、それならばプランが良い方が、お願いしやすいです。ありきたりの内容ならば、ちょっとぐらい安くても、パックツアーと比較されて割高感ばかり出てしまいますから。


純粋に研修に行きたい、という人で申し込み枠が一杯になればそれほど良いことはないのですが、実際には2泊3日という期間、そして平日開催ということもあり、参加出来る人はかなり限られてしまいます。その中で研修を望んでいる人となると、さらに少なくなってしまうわけで。


難しいですよ。会社の休日がもっと多様にならないかと思ってしまいます。そうなったらそうなったで、休みあわせが大変でしょうけれども。


どちらの会議も無事に済みましたし、どちらの会議でも、自分の役割をある程度果たせたように思います。今日は合格ライン。常にこうありたいですね。