書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

学校は冬休み突入でしょうか

いろいろ買いたい物があり、豊橋市内のショッピングセンターへ行ってきました。するとどうでしょう。平日午後だというのに、子どもたちの多いこと。


そろそろかなと思っていましたが、冬休みになったのでしょうか。うらやましい・・・


2週間もの長期休暇です。遊びに勉強にと、がんばってもらいたいものです。特に勉強は、夏休みのように暑くて集中出来ないと言うこともないでしょうから、宿題だけでなく、自分の興味のある分野についての勉強を、是非してもらいたいものです。


私は小学4年生の頃に初めてパソコンに触れ、5年生の頃には、プログラミングをしていました。昔は、小規模なゲームのプログラムコードが掲載された雑誌がいくつも売られていたのです。そのうちの一冊を師匠が買ってきてくれました。小学生にはとても市販のゲームを買うお金はありません。月の小遣いが800円ぐらいでしたか。ゲームは安いものでも4,800円程度はしましたから、とても買えませんでしたよ。でも時間はある。そんな頃でしたから、雑誌に載っているプログラムを片っ端から入力して、遊んだものです。


プログラムを入力したところで、打ち間違いがあれば動きません。エラーメッセージは英語ですが、簡単な対処法は雑誌に載っています。それでも分からないエラーになると、その発生原因を調べなくてはなりません。せっかく時間をかけて打ち込んだのです。ゲームが出来なくては悔しい。それで、訳の分からないプログラムコードを読み進めるうちに、段々と訳が分かるようになっていきました。


そりゃあね、中学高校になってから、ちゃんと学習した方が効率は良いですよ。でも、それでは楽しくないのです。自分の意志で取り組み、研究する。そして解決出来れば楽しいゲームが待っている。そういう環境があったからこそ、私は未だにプログラムを続けているんだと思います。


小学生の頃に熱中するものというのは、その後の人生に大きく影響を及ぼすものと、実感しています。時間の無駄と思わず、集中して取り組めることにはどんどん取り組んで欲しいです。端から見て大丈夫かと思っても、ある程度は見守って欲しいです。もちろん、生活のリズムを大幅に狂わせてはいけません。昼夜逆転してまで熱中する、そんなことは将来いずれ経験出来ますから、小学生の頃はまず、基本的な生活習慣を守りつつ、熱中することが大切だと思います。


何かに取り組むには良い季節です。大人だってね。まだまだこれからですよ。