書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

まだ湖西の気候に適応できてません

昨日の新潟は寒かったです。話では、前の晩は吹雪いたとか。駅から旅館まで10分ほど歩いたのですが、その間にも雨よりもちょっと固めの何かが降ってました。何かが。
新幹線を降りたらいきなり寒いんです。冬装束で出かけて正解でした。道中は上着がかさばりましたが、たとえ10分とはいえ、外を歩くのに春の服装では風邪をひいてしまいます。


着いてしまえばそこは雪国の旅館、暖かくなっています。浴衣にはんてんで十分に過ごせます。寒がりの私は中にTシャツを着ましたが。お風呂もこぢんまりとした中にいくつもの種類のお風呂があり、楽しめました。展望大浴場に行きそびれたのが惜しいです。
パンフレットには泉質やら何やらが書いてなかったので、てっきり温泉では無いと思っていたのですが、しっかり温泉でした。
数あるお風呂の中で3つだけ、薬膳風呂というのでしょうか、薬草などを浸したお風呂があったのですが、「この3カ所だけは、効果を出すために温泉を使用しておりません」との注意書きが。
ということは、他は全て温泉だったんですね。失礼しました。


色も無色透明、硫黄の臭いもなく、衛生面への配慮から塩素消毒もしているとあって、臭いや色からは水道水だと思えてしまうのですが、確かに湯上がりはしっとりとしていますし、お寺に帰ってきてお風呂に入ったら、お湯の当たる感触が確かに違いました。



14時にこちらの駅に着きましたので、帰還してもう7時間ほど経っているのですが、まだ気候に適応できないような感じです。気温差が10度以上あるようなので、感覚がごちゃごちゃになってるんでしょうね。一晩寝て、目が覚めればもう湖西の人になっていることでしょう。


寺務所の工事はすでに終わっていました。残っているのは、必死に搬出した事務機器やら書類やらの山です。明日は一日、所属するボランティアサークルの主催するお花見イベント、明後日は日曜ですから忙しく、さて、いつになったら寺務所は復活するのでしょうか。
ばっちりフローリングになった寺務所で早く仕事をしたいのですが。


師匠と私、どちらが先に墨を床に垂らしてしまうか、我慢比べも待ってますし。楽しみです。