書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

弘法大師ミニ霊場の山開きとお釈迦様の花祭り(降誕会)をまとめて

お経を読むのは弘法様の分だけですけどね、昨日も書いたとおり花見堂を出して、花祭りも同時に開催です。お檀家さんはお墓参りを済ませると本堂に入り、お賽銭を上げ、花見堂で甘茶をかけ、弘法様にご挨拶をし、位牌堂でまたご先祖様にお参りします。その最中、本堂に入る前に受付に寄り、ご祈祷やのぼりを申し込む方も大勢です。ありがたいです。


今年上げていただいたのぼりは、境内を華やかにするように本堂前から参道の階段までと、めだつところに立てます。昨年上げていただいた分はミニ霊場のある山の参拝コースにまんべんなく立てます。どちらもお世話人さんのお仕事。かなりの重労働です。感謝。


参拝コースに立てた分は4月いっぱいは立てっぱなしにして、その後処分します。今年上げていただい分は明日午後からのご祈祷が終わるとすぐに回収し、来年山に上げるわけです。雨が降ると上げるのも回収するのも大変な作業になるのですが、明日の天気予報がおもわしくなく、心配です。


ちなみに、参拝コースののぼりを下げるのは我々お寺の仕事。これもまた大変なんですよ。ひと月も経ちますと、旗が風でのぼり竿にぐるぐるにからみついています。それをほどくのもなかなかなのですが、からまって丸まった中に蜂さんが住んでることもあるのです。済んでなくても住処とするためなのか様子をうかがってまわりをぶんぶん飛んでることもあります。一匹ならまだしも数匹いると・・・


蜂が大の苦手な私は、逃げ出したくなります。その日は回収をあきらめて放置することも。自然の営みですから仕方のないこととはいえ、なにもそんなところに住み着かなくても、ねぇ。お祭り自体には慣れましたけれど、回収作業は、考えると未だに憂鬱だったりします。