昨日の夕方に、彼岸団子の準備をしました。米粉に熱湯を入れ、こねていきます。良い具合になったら親指のと人差し指の先を合わせた時に出来る円よりもちょっと小さいくらいにちぎり、丸めて団子にします。
こねた分を全部丸めたら、蒸し器に並べていきます。まず平らな三角形を作ります。丸めた団子はサイズがまちまちですから、同じくらいの大きさの物を3つ並べます。次にそこに2つくっつけて、もう1つくっつけます。
その上に3つ乗せます。これも大きさに気をつけます。
最後に1つ、てっぺんを乗せて、全体をぎゅっと押さえてくっつけて出来上がりです。
今朝になってから、蒸し器で20分くらいでしょうか。火の強いコンロではもっと短くて良いかもしれません。表面がつやつやしておいしそうになっていたら出来上がりです。
はらんを取ってきて、真ん中当たりを残して切り取り、団子のお皿にします。それを本尊様、御開山様を初めとした仏様と、位牌堂にどーんとお供えします。
それをお昼には下げてきて、いただいてしまうのです。
お寺によってはお中日に次のをあげるまであげたままにしておくところもあるそうですが、正太寺では食べてしまいます。
まずは砂糖を付けただけのシンプルな食べ方。
次の食事には、みたらしのような感じのタレで煮込んで食べます。
それを二回くらい食べると全部食べ終わります。
お中日に新しくお団子をあげたら、また同じようにいただきます。団子自体にはなんにも味付けはないんですから、なぜだかおいしいんですよね。不思議です。
物心付いた頃からお彼岸の度にこうして過ごしています。
きっとこれからも。
風物詩のようなものですね。それがおいしいんですから、最高じゃないですかー