書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

愛猫ショコラさんの通院

先日膿をかき出してもらったショコラさん、三日後に、というお約束通りに、本日診察してもらってきました。土曜日と言うこともあってか評判通りの混雑で、待ち時間が1時間20分ぐらいでしたか。これでもご夫妻で診察してくださってますから、回転は良い方と思います。

感染症対策としての病院からの提案もあって、車で待機。そもそもは駐車枠がいっぱいだったので、すぐに移動できるように待機していたのですが、枠が空いてからもそのまま車で待っていました。ショコラさんも病院の中よりは車の中の方がリラックスしているように思います。車が動いている間はダメですけれど。

膿を出した穴がポッカリ空いた状態で、そうなっているのはガーゼ交換をしていたので知ってはいるのですが、先生も穴の大きさに少し驚いていました。中から肉が盛り上がってくれば穴が塞がるとのことですが、食欲がかなり落ちているので、さて、肉が盛り上がるほど体力があるかどうか、心配です。

穴の中に今日も薬を入れてもらって、診察終わり。午後からは病気の時用のご飯を売っていないかと探しに行きました。杏林堂で流動食を発見して買ってきましたが、どうも気に入らない様子。液状になっているので味さえ気に入ってくれれば少しはまともに栄養が取れると思ったのですが。総合栄養食の表示があるので、規定量までいかなくても、半分量でも食べてくれればこの先に期待が持てる、という願いは叶えられず。

今日は病院に行ったから疲れちゃって、食欲がいつもより落ちているのかも知れません。朝は少しは食べてくれましたし。

少しっていうのがどれくらいかというと、1日に3缶食べなきゃならないご飯を、1缶の5分の1から3分の1ぐらい。昨日はこれを2回食べてくれたので、1日の必要量の、多く見積もって3分の1の3分の2、です。体重は前回より100gは落ちていませんでしたが、下がってはいますから、心配は尽きません。

今日は浜松で新型コロナウィルス感染者が30名も出て大変なことになっているのですが、我が家ではショコラの具合の方が重大ごとなのです。もう少し食欲出てくれないかな。穴が塞がり始めると食欲も出ると思うのですが、塞ぐためにはもう少し食べて欲しい。流動食を飲んでくれると良いんですけれど。

——————————

基本的に毎日書いてます。 何か共感できる内容がありましたら、ぜひSNSでシェアしてください。喜びます。
noteも毎日書いてます
Bloggerにブログも書いてます。こちらは数日置き更新。「もばいる坊主

初七日法要はやり方を変えてみた

正太寺では初七日と呼んでいますが、三日七日と呼ぶ所の方が多いのでしょうか?安位諷経と所願忌。

法事と同じように、お釈迦様、道元禅師、瑩山禅師(合わせて一仏両祖と呼びます)のご供養の後、参列者で修証義をお唱えして、最後にご焼香をしてもらう、という流れでお勤めしていました。コロナ禍以来、みんなで読むのはやめて、一人で読むようになっていました。また、読経後の法話も省略していました。

昨日の話の続きでもあるのですが、いい加減お経を読むだけでは貴重な時間を生かし切れていないと我慢できなくなり、やり方変更です。

お経を減らしました。みんなで読めないのなら、いっそやめにして、一仏両祖のご供養の後、すぐにご焼香。これだけだと法要前の説明を含めても、15分ぐらいで終わります。

会場内に一同で留まる時間の限界を30分と勝手に決めて、残りの15分を法話に充てました。

お通夜で話せなかった、葬儀の中身について。事前にお話しするのと、事後にお話しするのとで、最終的にどちらが分かりやすかったかは分かりませんが、あのシーン覚えてますか?と尋ねながらお話し出来たのは新鮮でした。

その際にもお話ししたのですが、葬儀中に棺を担ぎ、慣らし物に合わせて会場内をぐるっと一周まわってみたいですね、いつか。コロナ禍以前から葬儀の参列者が減少傾向でしたから、会場内にスペースがあります。やってやれないことではありません。葬列の読み上げなどを含めてどの程度の時間が今までよりも余分にかかるか、慎重に検討しないといけませんが、最寄りの葬儀場の開式時刻が火葬場との連携の都合で10時30分か11時30分からという、00分から開始とは違ってちょっと分かりづらいので、いっそ中身を増やして00ふん始まりにすると言うのも手ではあります。

新型コロナの治療薬でも出来ないと、結果的に時間が延びるという改革はやれないですけれども。

いやー、それにしてもですね、やっぱり法話をすると良いですね。その場での対話もありますし、お経を読んでいるだけとは違う感触が得られます。聞いている方が退屈していないことを願いますが、表情から察するに、そこまで低評価ではないと思っています。

初七日の場合は、葬儀、火葬に続いての法要ですから、参列者も疲労が溜まっています。ですのでお経が短くなることについては否定的な意見は出ないんじゃないかと思っています。

が、同じことをお年忌に適用したらどうなるのかな、と思案しています。お年忌での法話も今は諦めていますが、そろそろなんとかしたい。お経を短くして、代わりにお話しするというのが受け入れられるかどうか。選択制にして毎回聞いてみるのも良いかもしれませんが、お檀家さんの希望を聞き入れているようで、判断を丸投げしているとなってはいけません。そこの塩梅が難しそうです。お檀家さんとの普段のお付き合いの具合にもよるでしょう。でも、お話ししたい。慎重に試してみようと思います。

——————————

基本的に毎日書いてます。 何か共感できる内容がありましたら、ぜひSNSでシェアしてください。喜びます。
noteも毎日書いてます
Bloggerにブログも書いてます。こちらは数日置き更新。「もばいる坊主

お通夜にて考える

正太寺のお通夜では、長めのお経を一つ読み、その後、お焼香をしてもらってる間にもう一つお経を読みます。これで25分ほどが経過し、現在はここで閉式となっています。

以前はお経の後に、曹洞宗の葬儀はどういったものであるかをお話ししていました。説明という名を借りた、法話です。僧侶になるための儀式をして、その後に葬送の儀式を行う。その辺りのことをなるべく簡潔にお話ししていました。

しかし、5分10分を要してしまいます。新型コロナウィルスの感染が再び拡大してきたため、なるべく同じ場所に留まる時間を少なくしようと考えていますので、その5分10分を削り、お経の時間はお通夜として最低限必要な時間としています。

お通夜の形態も、一般に案内する開式時刻よりも前に近親者のみで儀式を行い、会葬者はお焼香とご挨拶をしてすぐに会場を離れられるようにしています。浜松市内では一般的な形ですが、湖西市ではコロナ禍で止むを得ず始まった形態です。ただ、隣接の浜松市で一般的な形態のため、お檀家さんも抵抗感なく受け入れてくださいました。

そのようにして色々対策はしているものの、仏教を知ってもらう機会としても今まで貴重だったお通夜と葬儀の場が、儀式以外に時間を割くことができず、なんとも残念なことになっています。

じゃあどうしたらいいのかなと、考えるわけです。読むお経を現代語に近づけて、聞いているだけで理解できるようにしたら、法話の時間が無くても伝えられるものがあるのでは、とか。お経を思い切ってお焼香の5分10分ぐらいで終わるようにして、法話の時間をたっぷりとって、法話を聞いた功徳でお通夜のご回向としようとか。

お経は今読んでいるものは実はなかなか平易な文章で、ただ古い日本語というだけなので、現代語に近づけるのは比較的容易。と思う。聞いてもらいたいことがたくさん書いてあるので、お通夜のたびにそれを読んで聞いてもらうというのは理想的です。自分で考えた法話より、お釈迦様の言葉が元になっているお経そのままの方が伝わりすやいと思われるのは、自分の力量の無さが嘆かわしいと同時に、お釈迦様の言葉のありがたさを再認識できます。お経を読むたびにそうした気持ちになれるのは、常に初心に帰れている気がして悪いものではありません。

色々試したいのですが、やることがフラフラと変わるのはよろしくないと思うし、さあ、どうしたものか。

今晩、お通夜をお勤めしてそうしたことを改めて考えるきっかけとなりました。故人を思いつつ、お通夜に合わせて夜通して考えてみようかな。徹夜しちゃダメですけど。

——————————

基本的に毎日書いてます。 何か共感できる内容がありましたら、ぜひSNSでシェアしてください。喜びます。
noteも毎日書いてます
Bloggerにブログも書いてます。こちらは数日置き更新。「もばいる坊主

違う動物病院へ行ってみた

我が家の愛猫ショコラさん、日に日に具合が悪くなるので、思い切って違う動物病院へ行ってみました。頭に腫瘍ができていて、ガンであることは間違いがないようです。それでも、そこが膿んでいるのはどうしてだろうということで、処置はしてくれました。

膿をかき出して、薬を突っ込んで。血液採取や注射のシーンは見ていても平気になりましたが、かき出しと突っ込みのシーンは「お・お・お」と声が出そうでした。

おかげさまで家中に漂っていた膿の匂いはだいぶ緩和されました。今は薬の匂いと若干の膿の匂いが混ざって漂っている感じです。

膿をかき出した穴にガーゼを当てて、筒状のネットで止めてくれてあるのですが、口先までネットがかかっています。食事の時には、ガーゼが外れないように慎重にネットをずらしてあげるのですが、しばらくすると元に戻ってるんですよね。不思議。

寝ている姿からは少し楽になったような印象が伺えます。そばに行くと悲しげに泣くのですが、それでも今までよりは元気があるように見えます。先生ありがとう。

土曜日に再度受診することになっています。それまでに少しでも良くなっていますように。

写真は自粛。ネットが顔にすっぽりハマっていて、膿を垂れ流していた時を思うととても可愛らしいのですけれどね。

——————————

基本的に毎日書いてます。 何か共感できる内容がありましたら、ぜひSNSでシェアしてください。喜びます。
noteも毎日書いてます
Bloggerにブログも書いてます。こちらは数日置き更新。「もばいる坊主

知りたいのは活かせる情報

各地で新型コロナウィルスのクラスター感染が発生してると報道されています。室内でそれなりに対策していても、換気が不十分だったという話も伝わってきて、世話人会議をいつ開こうかと検討している私にとっては、悶々とさせられています。

換気が不十分。うん。クラスターが発生したのだから不十分だったのでしょう。では、どの程度なら十分なのか。新しい生活様式で提案されている?調べてみたら、対面での打ち合わせはマスクと喚起、とあるだけでした。その後、追加で提案はあったでしょうか。

どの程度の対策をしていてだめだったのか、というのが分かると、もう少し動きやすくなります。どういう対策をしましょう、というのは、提示するのがなかなか難しい。一時間に一回の空気の入れ換えでいいのか。エアコンの換気機能は有効なのか。そもそも空気の入れ換えは何分かかるのか。これらは広さや間取りで大きく変わってしまいます。

自分の所の当てはめようとしたとき、対策が大変であればあるほど、控えめに適用するケースが多くなりそう。それでも対策はしている気になれますから。

だめだったケースの間取り、換気の頻度、そうした情報から、これではだめだという判断が出来るようになるんじゃないかなぁ。実際に出てきた情報を見てみないと、活かせるかどうか分かんないですけど。少なくとも、換気が不十分だった、というだけの情報よりは役に立つと思います。せっかく取材して電波に乗せてくれるのでしたら、もう一歩踏み込んでもらえたら。

ちなみに、ほとんどテレビ見ませんので、ちょっとした短いニュースの時間にもその程度の情報を出してもらえたらなぁと、勝手ながら期待しています。長時間の番組中に出されても、見てる時間もったいないので・・・

——————————

基本的に毎日書いてます。 何か共感できる内容がありましたら、ぜひSNSでシェアしてください。喜びます。
noteも毎日書いてます
Bloggerにブログも書いてます。こちらは数日置き更新。「もばいる坊主

時間のある時には新しいWebサービスを探索してみる

Untitled

仕事に追われていると、自分の生活を豊かにしたり、仕事を楽にしてくれるかもしれないサービスが登場していても気づかないものです。

週が明けてゆったりした時間が戻ってきたので、今日は久しぶりにWebサービスを探索してみました。Webサービスって、自分の足を使わず手元のパソコンなどから探せますから、探す作業も体力に関係なく楽しめます。

画面を見過ぎで気分が悪くなるという可能性は残されていますが。

今回あたりだと思えたのはTickTickMacのメールアプリ「Spark」をアップデートしたら、TickTickと連携しますー?というメッセージが出て、「なんだよ、勝手なことしようとしてるんじゃないよ」と最初は思ったのですが、メールアプリ自体は信頼している製品なので、一応TickTickとやらもチェックしてみたのです。

ticktick.com

Tの文字が繰り返されていることからなんとなく想像した通り、ToDoに関するサービスでした。クロスプラットフォームに展開されているので、MacWindowsiPhoneAndroidも対応アプリが出ています。LinuxなどのPC-UNIX系はさすがにないのでブラウザからどうぞと。

心惹かれたのは、タスクをカレンダー的に登録できる点。何日の何時から何時までの時間で、このタスクを処理する、と。私の使い方ではこれが一番やりたいのです。

さらに、予定帳のようにカレンダーの画面で確認することもできますし、ToDo以外の予定もそこに重ねて表示することもできます。いいじゃ無いですか。常々、ToDoのカレンダーの連携を願っている私にどんぴしゃり。

ついでに、ポモドーロと言って、25分取り組み、5分休憩するという仕事術があるのですが、それにも対応していて、しかもどうやらApple Watchが連動してくれるようです。

時間に追われて仕事をするのはあまり好きでは無いのですが、どうにも能率が上がらないという日には使ってみるのもいいかも、という程度には気になっています。

気軽に実行するためのアプリを見つけていなかったので今まで仕事に活かしたことはないのですが、ついでについてくる、というのは大変わかりやすい。

そして、気になる料金。ここまで充実していて無料サービスというのは考えられないので、おいくらなのかと気になったのですが、基本機能は無料でした。びっくりです。フル機能を使うためにはプレミアムにアップグレードする必要があり、月々$2.79、年払いなら$27.99。iOSやiPadOSのApp内課金だと、月々300円、年間2,900円。カード払いの為替手数料を考えるとApp内課金がお得になるように思います。今は$1=107.19円。上記金額で単純に計算すると$1=107.52円。

基本無料は嬉しいですね。有料にするとしても、そんなに高くありません。同種のサービスと比べると半額ぐらいです。

Todoistの料金が払えなくなってiOSの純正リマインダーに戻っているのですが、とにかくTickTickを試してみようと思います。

今日の住職の1日は、こんな感じでした。冒頭の写真は、稲荷殿前のイチョウの木。葉っぱに覆われてモジャモジャになってしまいました。

——————————

基本的に毎日書いてます。 何か共感できる内容がありましたら、ぜひSNSでシェアしてください。喜びます。
noteも毎日書いてます
Bloggerにブログも書いてます。こちらは数日おき更新。「もばいる坊主

娘の作品

Untitled

所用から戻ると、娘の作品が展示されていました。タイトルは「家族」

駐車場に隣接する斜面にツルが生えていて、だいぶ長くなっているのを抜いてくれたのでした。斜面がすっきりした。

タイトルの理由は、謎です。

仲良く並んでいるように見ればいいのかな?

5人家族なので、一人一列。それが一応、一本に繋がっている。ああ、なんだかとても良い作品に思えてきました。

真夏に近い暑さと、真夏を彷彿とさせる湿度に、体はぐちゃぐちゃにおかしくなっているのですが、元気が出てきました。

エアコンつけて頑張ろう。