書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

でっかいハチが飛んでいる

十中八九スズメバチだと思います。目測で体長6cmぐらい。時期的には女王蜂が巣の候補地を探しているのか、もう見つけて巣作りの材料を探しているのか。

なんにしても恐ろしいサイズです。そんなのが少なくとも2匹は近所をうろついています。草刈りをしていると自由な感じで飛んでいるのに出くわすんですよ。もう恐ろしいったらありゃしない。

幼少期のトラウマのせいでアシナガバチですら怖くて仕方がないのに、今見ているそいつは倍以上の大きさ。刺されたら絶対死ぬ。自信がある。

スズメバチにも効くと言うジェットタイプの殺虫剤を用意してありますが、あれだけ大きいと本当に効くのか疑問です。効いたとして、数秒もあれば私の元まで飛んでこれてしまうわけです。あいつが死ぬのが先か、私が刺されるのが先か、決闘ですよ。

スズメバチもおそらく、平穏に暮らしたいだけ。

私も平穏に暮らしたいだけ。

不幸なことに生活圏がちょっとばかり被ってしまった。

ただそれだけなんです。なんとも不幸極まる状況。言葉が通じれば、巣の近くを通っても、

「通りますよっ」

の一言で、お互いに安全に過ごせると言うのに。

でっかいハチさん、私には敵意はございません。今後ともどうか見逃してください。そして、お寺に来るお檀家さんも同じ気持ちですので、なるべく山の中で巣作りをお願いします。

墓地の草刈りに取り掛かる→午後から昼寝が3時間

山の上の墓地の草刈りに取り掛かりました。7時過ぎから4時間弱。マキタの電動草刈り機はバッテリーが持ってしまいます。一番低い回転数で刈れてしまえるので効率いいです。刃も昨日交換しましたしね。よく切れます。もし体が当たったらと思うとゾッとするぐらい。

しかし4時間もやっていると、バッテリー残量のことなどすっかり忘れていました。片付けながら残量をようやく確認すると、4目盛りのうち、残りひと目盛り。おぉ、まだ動くのか。

なんだか嬉しくてウキウキしていたのですが、それが続くのも昼食まで。昼食の終わりかけにはすでに眠く、登校日のために遅れて食べ始めた娘が食べ終わる前に、1人部屋を出て廊下で横になってしまいました。少し冷えて目が覚めて、ベッドに移動してさらに眠り続け、累計3時間も寝てしまいました。

働いたのと同じ時間睡眠が必要とは。事務仕事だと無尽蔵に動き続けられるのに(目が回る事はある)

目が覚めてからはお盆に向けてのお便りづくり。初盆のお宅へ向けては第一便を発送済み。20日過ぎを目処に訪問予定をお知らせするのですが、その前に、全お檀家さん向けに今年のお盆についての特別便を発送します。いつもと違うお盆になってしまいますので、その説明です。

頭の中の文章を文字に落とすとなかなか分かりづらいところがあって、文字数の割には筆が進みません。昨年は6月お盆への引っ越し文書を書いたことを思い出します。あの時も苦労したなぁ。

週明けに発送するには、明日中には印刷までしてしまわないと。気分はお盆モードになりつつあります。

草刈りと、新しい事務作業場と、除草剤と

今日予定していた草刈りは終了。素晴らしい。除草剤も夕方になってから撒き始めて、あっという間に17,000円分が無くなりました。足らない。足らないような気はしていたけれど、もう倍は必要みたい。途中から量を加減し出したので、効き目がイマイチかもしれません。そうなると無駄な出費ということになるのでそうならないように我慢して撒き続けたのですが、どうしても堪えることができなくて。

ひと月半ぐらいしたときにどんな状態になっているか、少し心配ですが、心待ちにしようと思います。

それまでに6月お盆に備えて一度は庭師さんが掃除しちゃうかもしれません。駐車場だけで2人×2日はかかると思うので、道具代なしでも4万円かぁ。そこだけでも削減したかった。山の上の墓地を草刈りして、まだ余裕があればちょっとでも駐車場の草刈りに時間を割きたいと思います。

ただ、私の体では朝と夕方しかもう草刈りができなさそう。今日はそれでも11時半ごろまで続けましたが、日陰に入れば涼めたのでなんとか体が持ちました。日陰も暑くなり出したらもうダメです。5月中なら大丈夫でしょうか?

暑い時間帯は、息子の机の隣に昨夜急ごしらえした机に向かっていました。スチールラックを使って組んだのですが、背を高くしたためか、結構揺れます。足元は三角アジャスターの交換して少しでも安定するようにと構成したのですが、その効果があるのかどうかわからないぐらい揺れます。パソコンのキーボードを打つと、それだけで全体が揺れます。

天井突っ張り用の部品も売っているのですが、サイズが合いません。もしくは上の方の2段を諦めないと突っ張れないようです。ラックの長さは何種類もあるのに、突っ張りポールは一種類だけなのですよ。なんとかなりませんかアイリスオーヤマさん。

他にも何か安定させる方法がないか、今夜時間があったらネットの世界を彷徨って探してみようかな。お盆のお便りがまだできていないので、そちらが最優先。初盆家向けの案内なので、部数としてはほんのわずかです。今夜中に封筒詰まで終わらせて、明日の午前中には郵便局へ持ち込みたい。そろそろ、お寺からのお便りまだかなと待ちあぐねている頃だと思うのです。

明日は引き続き草刈り。昼過ぎにはおそらく追加発注した除草剤が届くので、夕方はまた除草剤を撒こうか、いや土日に雨が降るようだから週明けまで待とうかと悩んでいます。粒状の除草剤なので、雨上がりの方が効果的と言いますし。

いろいろ考えることが多くて楽しくもあり、辛くもあり。体はなんだか疲れやすいです。ふいー

草刈り5月度始動

さあ。草刈りのシーズンがやってまいりました。昨日からやってますけど1時間でダウンしたのでノーカウント。

先月頑張って草を刈った駐車場も結構雑草が成長しています。訳わかんない。

河津桜が2本だけ植えてあるのですが、その周囲が特に雑草まみれ。すでに40cmぐらいに成長しています。河津桜の背が低く、でも枝は広がっているので草刈り機をかけづらい部分で、正直苦手な場所なのに、そういう場所に限って伸びるのが早い。人生と同じようにうまくいかなく作られています。

まずは冬の終わりに庭師さんに綺麗にしてもらって以来手付かずだった本堂の前の一帯とお墓場の一部を草刈りしました。ずっと気になっていたのです。草の伸びるペースはゆっくりなのですが、やはり一番目立つところですから。そこは大体刈り終えて、なんとなく綺麗になりました。

それと並行して、除草剤をAmazonで注文してあります。長期間効いてくれるという粒々タイプを買ってみました。除草剤は母に任せっぱなしだったので私は知識がありません。パーキンソンでやあやふやになる前にいろいろ教わっておけばよかったなと思いつつ、ネットの海で情報を得ながらこれから試行錯誤していきます。

門前の駐車場の大部分は除草剤に任せてしまいたいところ。資金面で不安がありますが、庭師さんに入ってもらうよりはだいぶ安上がりになる計算。昨年は庭師さんも手が足りなくて除草剤で一時凌ぎをしていましたからね。

上手く使いこなせるようになれるといいのですが、勉強勉強。毎回全面草刈りをしていたのでは時間がいくらあっても足りませんので。山の上の墓地の草刈りにも取り掛からなきゃならないし。6月お盆を迎えなきゃならないので、計画的にやっていかないと。

草刈り機も、もっと頻繁に刃を取り換えれば効率が上がるのですが、貧乏性が出てしまって、なかなか取り替えられません。今日も新しい刃なら簡単に刈ってしまえるヒョロヒョロの草があったのですが、取り換えに踏み切れず、結局綺麗に刈れないまま残ってしまいました。手で引っ張れば取れそうにも見えますが、多分やらないだろうなぁ。

明日は本堂に一番近い駐車場を。明後日からは山の上のお墓場へ戦場を移す予定です。頑張るぞ。あ、明日は除草剤もまかなきゃ。調べながらもたもたしてたらそれで1日終わるな。

端午の節句は子どもが元気で大人は元気がない

午前中に1時間ほど草刈りをしたら、気分が悪くなってダウン。昼食を食べて元気になったように見えたものの、昼過ぎの気温は夏日のそれだったため、今は草刈りはしないほうがいいと事務仕事に切り替えたんです。

しかし、入れ立てのインスタントコーヒーを残して部屋に戻ってベッドでダウン。元気は全然持ちませんでした。

子どもたちはもちろん一日中元気。その元気をちょっとだけでも分けて欲しい。

朝から頭痛薬を飲む程度にあんまり調子は良くなかったんです。前頭前野に霞がかかっているような感じで、何をするにも膜の張った中を動いているような感覚で、すっきりと動けない。

それでも草刈りを始めると、お気に入りのPodcastを聴きながらということもあって調子は良かったんですが、暑いには暑かった。そして、暑いのに汗はあまり出なかった。これが良くなかったかな。

そんなわけで、1日ほとんど何もできずに夜を迎えています。こんなならいっそ部屋に引きこもって映画でも見ていた方が良かったかも。

夕方車で少し外に出たのですが、冷房が気持ちよかった。

もしかして。

もしかしたら。

もう冷房無しではいられない季節になっちゃった?

暑さに弱い私ですが、それは7月に入るまではまだ元気を保てていたはずなのですが。確かに今日は夏日でありましたが、それでも日陰は涼しかったり、風がひんやりしていたりして、比較的過ごしやすい気候だったのに。

熱中症に気をつけましょうとニュースで言っていたと聞きました。調子が悪かったのは、暑かったせいで決まりでしょうか。問題解決。

問題がまだあるとすれば、かなり涼しくなった夜になった今も、前頭前野がすっきりしていないことでしょうか…

法話をしないと終わるのが早い…

法事の会場もお寺を利用するお宅が増えました。親戚も呼ばないか近場にいる、ひと家族だけとか、お寺からお願いしなくてもなるべく人を集めない形になっています。

私の方も読むお経の説明を簡素化して、お経の後に欠かさず行っていた法話を省略させてもらっています。法話無くして法事の意味なしというぐらい法話にはこだわっていましたが、感染者ゼロの街とは言え、人前で長く喋るのは憚られて。

施主宅からお寺への移動時間もなく、お焼香する人数も少なく、そして全体を通して私の喋りが短い。おかげで、1時間かからずに法事が終わってしまいます。

大変気楽な法事になっているような気がしないでも無い。

いいのかな。悪いのかな。

法事というせっかくの機会なので、お釈迦様の教えに少しでも触れていただこうと心がけてきました。それが自分の責務であると。

その考えは今も当然変わらずに持っていますが、一方でこれだけ法事が気楽なものとなると、主催するお施主の立場からは計画しやすいものになるなぁと思ってもしまいます。1時間もかからないことだし、親戚のもてなしも最低限でいいし、それなら法事をやろうじゃないか、という具合に。

いや、正太寺のお檀家さんは大体皆さん、法事は欠かさず行ってくれていますので、その一回一回の負担がすごく少なくなるんだなぁ、と。

もちろん、法事に親戚一堂を呼ぶというのはそれだけで価値のあることで、そこを途絶えさせてしまうのはあまりにももったいない。薄くなりがちな現代社会での親戚のつながりを再確認できる数少ない機会ですから、いずれ元の形に戻って欲しいと思っています。

が、理由はどうあれ、一度始まった流れというのは、止められない可能性も強いです。そうなると、辛いな。十数年後になって親戚付き合いの薄さが、悪影響を及ぼすようなことにならないといいのですけれど。

今は命に関わる問題ですから仕方ありません。でもいずれウィルスを克服した暁には、そのお祝いも込めて、親戚を大勢集めた法事を行ってほしいと切に願っています。

お盆に悩む日々

昨年からお盆を6月に引っ越しました。今年ももちろん6月にお盆を迎えることになります。

初盆を迎えるお宅に向けて、お手紙を出す時期が近づいていて、さあ、この状況下でお盆をいかにお勤めしようかと悩んでいるところです。

一応、こういう形でやろうと決めて、お手紙を書き始めたのですが、頭にあることをそのまま文字にするといかにも文字だらけになってしまって余計にわかりにくい気がします。

そこで言葉を削り出すのですが、当然削り方によっては伝わり方も違ってくるわけで、どうしたら正確に伝えられるかということを考えながらパソコンの画面を見続けています。

1日かかって全ての手紙が揃いません。これは困った。

まだ決め切れていない部分もあったりして、年中行事の中でも特に大きな行事であるので、これはなかなかやはり、大変なことです。

あとひと月半ありますから、その頃にはいろんな自粛も解除されている可能性もありますが、とはいえ県外からも多数の人が集まって来る可能性があるわけで、いずれにしても例年通りの形というわけにはいかないと考えています。

さて。どうなりますやら。一番の当事者ですが、少し気持ちを外にやってバランスを取らないといけないような心持ちになっています。