書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

会員歴20年ぐらい。初出席の総会。

お坊さんの世界にも色々な組織がありまして。その一つの会の総会が開かれました。今まではなるべく距離をとっていたのですが、そろそろそんなことも言ってられない年齢になりましたので、意を決して出席してきました。

大井川よりも西、湖西市に至る広いエリアを持つ会です。そして、浜松・湖西エリアは少数派。実際、40名そこそこの出席者のうち、浜松・湖西エリアの方は10名に満たない状況でした。

東の方の方でも少しは知っている方もいるのでなんとか寂しい思いはしなくて済みましたが、それでもなんだか他所へ来てしまった感はあります。毎年出ていればその感覚も変わってくるでしょうか。

総会後の新年会では、知っている方ばかりのテーブルとなり、少しリラックスして会話を楽しむことができました。ただ、私は他のテーブルへは一切行かず。大先輩がそばまで来てくださったりしたのですが、こちらから伺うことはなく。苦手なんですよね、こういう場は。

いつまでも苦手と言ってもいられないのですが、得意になるような場でもないかなぁと考えているところです。ねぇ。

研修旅行や研修会もある会なので、旅行はともかく昨年の研修会は行きたかった内容でした。都合がつかず出れなかったのですが、宗務所を退職して以降、対して研修会というものに参加していないので、今年は何かしら参加できればなと思っています。せっかく会費を払うのですからね、実になるようにしませんと。

研修会は、好きなんです。新しい知識を得られるとすごく嬉しくて。眠くなってしまうこともありますけれどもね…

続・倉庫を片付けるのです!

続・倉庫の片付けの日。やっと年始の忙しさがひと段落したので、ずっと気になっていながら手が出せずにいた倉庫の片付けをしているわけですが。

終わりませんなぁ。

今日もかなりたくさん粗大ゴミとして搬出しましたが、それでもまだ片付いたというには程遠い。何も知らない人が今の倉庫を見たら、「これから片付けるんだよね?」ということでしょう。荷物雪崩も起こしてますし。

古い食物らしく物が近くにあったせいで、隙間に虫が沸いて、それから長い時が流れたのでしょう。どの虫もカラカラに干からびておりました。あれらが生きて動いていたら片付けに往生したことでしょうが、その点ではラッキーでしたね。

今日は妻が学校へボランティアへ行っていたので不在でしたが、それもラッキーでした。あんなの見たら、物を動かすたびに勇気を振り絞る必要に迫られたことでしょう。

話して聞かせはしましたけどね。嬉々として。

そんな衝撃的な出来事もありつつの、倉庫の片付け。これだけ色々積み重なっていたのに、今まで虫が出なかったのはかなり幸運だったのかもしれません。この先もちょっとドキドキしながら、時間を見つけて片付けに勤しみます。明日からはしばらく時間ないかなぁ。

倉庫を片づけるのです

平日の法事をばっちりお勤めしつつ、一方で倉庫の片づけに乗り出しました。長年溜まり続けた、たぶん捨ててしまって良さそうなものを片っ端から捨てていき、本来の機能を取り戻すのが目標です。


壁の棚に収納されているものですら、8割方はすでに不要なんじゃなかろうかというほど。


ここに事務所作れちゃう?というぐらいのスペースを無駄にしています。足もとコンクリートなので事務所には向かないですけどね。


今日のところは、大半の時間を段ボール箱の処分に費やしました。家電やパソコン周辺機器類の箱が、修理に出すときに便利かも、と保管してきたのですが、もう保管しきれないので、最近は動作確認が済み次第リサイクルに出していました。古いものもいよいよ処分です。


そんなこんなで埃にまみれていたら、ブラウン管のパソコン用ディスプレイが出てきました。きみ、まだ我が家にいてくれたんだね。でも、お別れだよ・・・


重くて運べませんでした。明日、師匠に手伝い頼もう。大量の段ボール箱と発泡スチロールを資源物回収拠点に運び、その後ようやく粗大ゴミを搬出。かなりの量を出したのに、片づいた気がしないほどまだまだあります。明日以降も順次搬出がんばります。

いよいよ正太寺通信が旅立ち

郵便局の窓口へ正太寺通信の入った封筒を託してきました。全部じゃありません。入出地区のお檀家さんへは、この後時間を見つけて自転車で配って回ります。今日の午後から回りたいけれど、ちょっと厳しいかも。一日で回りきれるかも初めてなので想像がつきません。体力面も心配ですし。


電動アシスト自転車のバッテリー、残量あったかなぁ。確認するのを忘れて、いまは病院でMRI検査を受けるべく、待機中です。うつ伏せで機械にはいるので、寝ちゃうとヨダレの心配があるんです。検査時間は過去2回とも40分ほど。絶対寝ちゃう。


寝ちゃって動いちゃった場合はどうなるのかな。ある程度は固定してくれますけど、ガチガチじゃないんです。途中から撮りなおしってことも出来るのかな。


午後は明日の法事のお供物を買い出しに行く予定。これが最優先。遠方のお檀家さんの場合は、こうしてお供物の手配もしてます。 ケースバイケースですけどね。たとえば電車で来ると荷物もそんな持てません。そんな関係で持参するのが大変だという場合はご相談ください。手数料とかかかりませんので。もしいただくと収益事業になるんだろうなぁ、たぶん。収益事業の一覧表を見ながらじゃないと確かなことは言えませんし、最終確認は税務署に相談することになりますが、十中八九。ということもあって手数料かかりませんから。後から実費をいただければ大丈夫です。お気軽に。


買い出しから帰ってきたら、正太寺通信を配達する時間を取れます。予想では15時過ぎぐらい。そろそろ気温が下がり出す頃です。そのタイミングで自転車で走り出せるかに、今日配達できるかどうかがかかっています。さあ、どうなるでしょうか。


正太寺通信を印刷したら、発行日が1月16日になってたんですよ。遅れ遅れになっていて、それでもその頃には配れるだろうと入れた日付だったのですが、印刷するときには2月4日に決まっていました。単純な修正ミスなのです。でも、大分遅れて届いた印象になりはしないかと心配。右上に小さく入っているだけなので、気づかれないことを願っています。


ここまで日記を書いて、検査にまだ呼ばれません。なぜなら予約の時間までまだ15分近くあるから。郵便局に寄りながら来たら、早く着き過ぎちゃったんですよ。遅れるよりは良いですよね。

節分です。遺影の精抜きをしました。

20200203 明日は立春。毎年のことながら、春の気配は感じません。それでも節分はやってきて、夜には節分に合わせてのご祈祷と豆まきをする予定です。

早朝から、友人の依頼で遺影の精抜きをしました。東京で働く友人の会社では遺影の作成をしているのですが、遺影の処分について悩んでいる人が多いように感じるということで、それらを引き取り、正太寺で供養してもらおうと考えたわけです。昨年末に相談を受けていたのですが、帰省に合わせて遺影を携えてきてくれたので、一緒に精抜きのお勤めと、お焚き上げをしました。

仏教的な観点で言えば、モノはモノ。でも人間は、簡単に物に意識を奪われてしまいます。こういうことがあるからお釈迦様は偶像崇拝を禁じたのだと思うのですが、しかしこれも人の世の常。亡き人の写真を掲げたいと願うのはごく自然な成り行きです。ただ、全てのものは無限に存在し続けるわけではありません。いつかは朽ち果てる。

古くなった遺影を、さて、どうしたものかとここで新たな悩みが生まれるのですが、そこに寄り添うのもまた仏教の役目でしょう。私の行う儀式で安心してもらえるなら、頼られて断る理由はありません。

儀式の様子を写真とビデオで納めて、会社のWebサイトに掲載して、安心して預けてもらえるようにはからいをするそうです。

ちなみに、遺影を預かる際には特段金銭は頂かないとのこと。でも正太寺には彼の会社からお布施を納めてくれました。ありがとうこざいます。

反響はかなりあるようですので、今後も継続的に遺影が届くことになりそうです。誰しも手放したくて手放すわけではないでしょう。私からは依頼者の顔は見えませんが、その心に寄り添って、丁寧にお勤めしようと思います。

正太寺では他のものでも無碍に捨てられないという際には相談に応じています。お気軽にご相談ください。info@shotaiji.or.jp までお気軽にご相談ください。

役員さんと新年会

早朝から非常に忙しい一日を過ごしました。その一日の最後が、役員さんとの新年会です。お世話人さんと婦人部の役員さんを招いて(と言っても参加費を少しいただくのですが)、昨年一年の労に感謝し、また新たな一年もよろしくお願いしますという気持ちを伝えるための大事な新年会。

新年会自体は大禍なく終わりました。しかし、私のお腹が大禍だった。

終了間際にお腹痛くなっちゃったんです。20時半にはお部屋から完全退出でお願いしますと言われていたのに、20時20分にトイレに駆け込むという自体。私にしてはかなり短く4分でトイレから出るものの、心配したスタッフがトイレそばまできちゃうというシチュエーション。

なんとか退出の約束は果たせたものの、送りのバスの車内で停車場所を運転手さんに伝えるその一方で、お腹がとても痛かったのです。

みなさんと笑顔で別れたその足で、トイレに急ぎました。半月ほど前に急な下痢に苦しめられたばかりだというのに、今日もまた下痢でした。この痛みで下していないわけないよなと感じていたのですが、トイレに入ってしばらくしたら、きましたね。

その後も繰り返し痛みがやってきて、その度にトイレに入る時を過ごしました。頼りは正露丸のみ。早く効いてくれと念じながら。

23時半現在、少し落ち着いています。失われた水分を補給するためにお湯を少し飲みましたが、それをきっかけにトイレに入ることにはなりませんでした。まだ治ったわけではありませんが、山場は越えたかなと感じています。

しかしまあ、世間は新型肝炎やインフルエンザで大騒ぎですが、私は単なる下痢でよかったです。明日も予定が詰まっています。このままお腹の元気を取り戻してほしいです。

2月のスタートは幸先良く

左手薬指の爪の端っこが痛くて、キーボードを打つのがちょっと辛い。でも、2月最初の日の今日はなかなか良いスタートが切れたのです。

正太寺通信をいよいよ印刷(モノクロ)し、封筒に詰めて、配る準備が整いました。入出以外のお檀家さんには郵送です。護持会の報告書と、護持会費納入に使ってもらう払込取扱票を送る用があるので、正太寺通信もそこへ潜り込ませました。ただ、封入物が一枚増えたために料金が変わるようなら、差額を護持会へ支払わないといけないですよね。確かギリギリ境目ぐらいだった気がするんです。お寺にも郵便物用の秤があるんですが、ギリギリの場合は窓口で測ってもらうまでは分かりません。どうなるかなぁ。(というわけで測りで計らずじまい)

全お檀家さんに配ることで、何かしらの反応があると嬉しいんですけれど、こういったものって、そうそう反応はもらえないと心得ております。無反応の中、どれほど続けられるか、精神力の勝負です。

ここの日記も滅多に反応ないので時々虚しくなるのですが、それでもたまーには反応が得られるので、それを助けとして続けています。何でもかんでもメッセージを送るのは大事ですよ。

正太寺通信は、どうなるでしょうか。本当に精神力の勝負になるでしょうか。勝負の先に何かがあるのでしょうか。反応があるかないかでまず楽しめる、寺報の発行。ドキドキしたい方にはおすすめです。