書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

小学校のPTA規約、中学校より一足先に改正された

臨時総会が開かれて、無事にPTA規約が改定されました。これで役員の数がグッと減ります。役に当たった人の負担に変化はないと思いますが、こんなに人はいらないのに、という不満は解消されるものと思います。

ただ、次年度役員を決める際の大変さは増しました。本部役員+専門委員で構成されていたものを、本部役員のみとし、専門委員の構成員として各クラスから一人選出されていた学級委員を廃止。専門委員自体は人数を減らすものの、必要な役なので本部役員に組み入れるという形で規約の改正が行われました。

本部役員は前年度の本部役員が選定します。選定というと上から目線的ですが、実際には電話をかけまくってお願いをするという作業のこと。その対象人数が増えるのですから大変です。今までの学級委員は選挙でした。紙面投票にて得票の多かった人に電話をしてお願いすれば大体良かったのですが、いきなり本部役員となると返事をする方も身構えるというものです。そこが心配。

でも今の時点では、これが最適解と思えます。ベストと言い切る自信はないですけど、今までよりもはるかにベター。色々考え、行動にうつしてくださった現役員さんと担当の先生に感謝と労いを。                                         

規約が改正され、本日より施行となったので、これから専門委員の選定に入るそうです。例年でしたらこの時期なら本部役員ももうほぼ仕事は残っておらず、あっても会計監査ぐらいでしたのに。お疲れ様です…

もう一月が終わろうとしています

明日で一月も最後。お正月に新年の挨拶をしたのがつい先頃のことのように思っていたのに、早いものです。昨日、法人税の納付に関する書類が届きました。そんな時期です。

無料の税務申告Webアプリのおかげですでに計算は終えていますので、焦りはしないのですが、出力したデータをe-taxにうまく読み込んでもらえなかったりしがちなので、そうなると焦ります。

宗教法人は公益法人に含まれます。今までは一般的な法人と公益法人とで、法人税の確定申告に使う用紙が分かれていましたが、昨日届いた書類にそれが含まれていなかったので調べたところ、昨年の4月1日以降に終了した事業年度から同じ用紙に統合されたんだそうです。

付帯で提出する会計書類も、確かPDFで付帯すればよくなったっていう話。だからe-taxで申請ができるはずなのです。今年こそ。諦めかけていたのですが、昨日書類が届いて希望が湧きました。

ただ、本当は正太寺本体と、課税対象となる収益事業と、それぞれで貸借対照表などを作成して同封しなきゃならないのですが、今までは正太寺の分だけを同封してきました。収益事業部分の会計が本当にわずかなので、本来は別会計にしなきゃならないところを、まとめて会計をして、決算の時に振替伝票一枚書いてよしとしているんです。e-taxにしたからといって今までと対応は変わってこないと思うのですが、そこだけが心配。

別会計しようとすると、クラウド会計ソフトの利用料が単純に倍になるので、やってらんないのです。正太寺としては赤字垂れ流しなのに、収益事業は一応黒字という決算になるので税金発生するし。利益に対して作業量があまりに多いので辞めたいぐらいですが、辞めることができない事業だし。一応決算の上では利益になっているので、正太寺の運営には助けになっているので、それを辞めてしまうのは背信行為とも取れます。

そんなわけでこれからe-taxでの申請に向けて確認作業を開始です。またしばらく数字と睨めっこかなぁ。最近斜位がひどくなっている気がするんですよね…

解約の電話ってなかなかかけられない

仕事の合間に、クレジットカードの解約の電話をかけようと思っていました。区切りのついたところでかけようと、昨日の夜から決断していたのです。


解約理由は簡単で、使っていないから。ANAJCBの提携カードで、QuickPayとして使えるANAロゴの尾翼をモチーフにしたキーホルダーが提供されるカードで、それを使いたくて申し込んだんです。


結局一度も使わず、今ではApple WatchでQuickPayしてます。年会費のかかるカードなものですからすぐにでも解約するべきだったんですけれど、気がつくのは更新されて年会費の請求が来てからと言うずぼらなことをしばらく繰り返していました。


これではよくないと重い腰を上げた、つもりだったのですが、昨日の夜の勢いはどこへやら、電話をかけられずじまいでした。


解約の電話ってほんとかけづらい。JCBのカードはOriginal Seriesを1枚持ってますので、引き止めもないはずで、気軽にかけて問題ないのですけれど。


と、ここまで自分のふがいなさにがっくりしていたのですが、なんとJCBさん、Webから解約できるではないですか!


一般カード限定ということですが、これはナイスサービス。さっそく手続きを済ませました。年会費請求前かどうか微妙なタイミングですが、間に合うことを願っています。今までありがとう。不思議なのはゴールドカードやその上のカードだと電話しないとダメなこと。グレードダウンの案内をしたいのかな。最上位カードの場合は引き止めもしたいかもしれませんが、ゴールドカードぐらいなら発行枚数もかなりの数でしょうし。中の人に聞いてみたいです。こういうの、どうやったら取材できるのかな。

水道ポンプ壊れる

山の上の墓地まで水を汲み上げているポンプが壊れました。お参りの方から通報を受け師匠が駆けつけると、水が盛大に吹き上がっていたそうです。作務衣をびしょ濡れにして栓を閉めて水を止めましたが、明らかに故障。業者さん待ちとなりました。


その後診断がつくと、真空ポンプが破れているとのこと。水を汲み上げる一番の心臓部が壊れたわけです。もう直しようもないので新しく買うしかないのですが、土台のサイズに合うものが現行製品にあるか調べてみないと分からない、無いとなると土台も交換に・・・


というわけで、痛い出費となりそうです。いくらぐらいかかるのか全然分からないので見積もりが来るのが怖いのですが、直さないと山の上のトイレも使えないし、お参りするのに水が出ないなんて不便きわまりないし。


定期的に故障していたポンプなので、新しくなればしばらくは大丈夫になるはずで、お参りの際に不便をかけることも減ると思うのですが、支払い能力が足りるか心配で心配で。


機械はいつか壊れるもの。それに備えて積み立てなりをしておくべきなのですが、日々の運営に必死でとても積み立てなんて出来ません。何か収入源が増やせると楽になるんですけれど。

払込取扱票にまつわる

正太寺御持会の会費請求に使うゆうちょ銀行の払込取扱票の残部がわずかになり、今年度分に足りないことが判明したので、あわてて請求をしに郵便局へ。窓口で請求書を出すと数日して郵送されてくる、だったと思います。

局内にも在庫はあるわけですが、あくまで窓口で記入するためのものなので、それを分けてもらうことは出来ません。急いでいるときは特に疑問しかわかないのですが、今ではそういうものだと納得しています。たぶん、局で配布をすることになったら、結構な量の在庫を抱えることになるのでしょう。入出は小さい村なので大量の請求はほとんどないでしょうが、そばに会社があったりするだけで事情が変わってきそうです。

ゆうちょ銀行の振替口座への払込があると、振替受払通知票が郵送されてきます。自分で出金しても同様です。通帳がない口座なので、お金の出入りを通知票の郵送で知らせてくれるんです。

電信払ではない、払込取扱票で入金されたものについては、取扱票のコピーも同封されてきます。郵便振替口座を扱ったことがない方はびっくりするかもしれませんが、あの票がそのまま届くんです。通信欄だけでなく、全部です。

私なんかは悪筆ですので、その事実を知ったときは恥ずかしかったです。それ以来、悪筆なりに丁寧書くようにしています。通信欄の内容がどうやって相手に届くのか、疑問を持ったことはあるんです。まさかコピーがそのまま届いているとは。

その振替受払通知票の郵送が、今年の4月から有料化されます。かわりにゆうちょ銀行のネットバンクであるゆうちょダイレクトからメールで通知が届き、見ることが出来ます。すでに数年前からサービスは始まっていたのですが、いよいよ電子化に梶を切ってきた、というわけです。

www.jp-bank.japanpost.jp

最初に有料化の案内が来たのが2018年だったと思います。長めの準備期間がありましたし、そこそこの規模の会社は電子化されていた方が便利でしょうから、大きな問題は起こらないとは思います。振替口座は利息の付かない口座ですが、マイナス金利のせいで少しでも経費を減らしたいのでしょう。紙代だけでもかなりのものでしょうしね。

ただ、正太寺ではワークフローを変えなくてはなりません。師匠が中身を確認して相手先の名前と入金額を封筒に記入して、それを頼りに私が帳簿を付けるという具合。師匠の仕事が自動消滅で、全部私がやることになります。近い将来どのみちそうなるのですから問題はないのですけど、師匠が寂しがらないかな、と。

会計帳簿としては、今までは届いた通知票を保管していたのですが、これからはどうなるんでしょう。証憑という認識ならばとにかく保管しなくちゃならないので、現行制度では印刷するしかありません。たしかそのうち電子保存でよくなるはずでしたけど、電子的に発行された証憑類の保管って、どうするんでしたっけ。

調べることが出てきてしまった。あの記事はどこで読んだんだっけか。えーと。

ドライヤーが壊れた

 一昨年の暮れに買って2年ぐらいのドライヤーが壊れて、その前に使っていたドライヤーを再び引っ張り出して使っていたのですが、そのドライヤーも本日先ほど壊れてしまいました。


2年度壊れたものと違い、こちらは10年ぐらいは使ったんじゃないかと思うほど長くがんばってくれました。最後は中のファンが回らなくなり、ものすごい焦げたにおいを出して・・・


明日急いで買ってこないといけません。ドライヤーの無い生活、それだけで不便です。


来月の3連休には一泊で良いからどこかへ出かけたいなと思っていたのですが、これでそれもなしかな。ためたポイントがうまく使えればお金使わず出かけれますが、それでもちょっとはかかるしなぁ。


出かける予定がないということは、目の前に人参がないということ。弱いんですよ、こういうときは。今朝も頭痛でSG顆粒服用してしまったし・・・

人権学習会に行ってきた

年に一度、教区単位で人権学習会が開かれます。他にもなにかっていうと人権学習がセットになっているのが現在の曹洞宗の標準です。

教区での人権学習会が一番議論が盛り上がるように思います。まじめな学習会ですが、楽しい。

昨年度までは宗務所職員として受ける人権学習会がいくつかありましたが、今年度はそれらがないので大分機会が減りました。

今年度のテーマは障害者のお寺への受け入れ。

過去、知的障害をもった人たちとなかまとなっていろんなイベントを行って、たくさんの経験と思い出をもらいました。またあの場所に戻りたいと思いつつ、なかなか自由にならない世の中の難しさに嘆いているのですが、ともかくそんな経験もあるので、どんな方がお寺に来ても、出来る限りの配慮はするという心構えで過ごしてきました。

バリアフリー化に向けては費用面の問題が多すぎてなにも出来ずにいますが、心はいつでもフルオープンできました。

ただ、今日の教材で気づかされたことが、とても大事なことが。日本に暮らす人の中で何らかの障害を持っている人は、13人に1人いるんだそうです。そんなにいるような実感がないのは社会との接点がない可能性があるから。施設に入所していたり、自宅にいても外に出る機会がなかったり。

そんな境遇の人たちの中にもお寺に行きたいと思っている人がいて、でも自分の体ではお寺に行けないと考えている人がいる、という可能性。行っちゃいけない、そこまで考える人もいるかもしれません。

自分の心がけは、「見えている人」だけにしか向いていなかったんだな、と。

お寺は誰でも歓迎するよ、というその声を、何とか届けないといけません。もちろん対応にも限度はあります。それでも、来たいと思ってもらえたなら、来てもらいたい。

今後の課題が一つ、また増えてしまいました。