書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

今日の草刈りは中止

思うようにはいかないですね。先週は順調に予定をこなせたのですが。

 

午後からの予定のために草刈りでへばってしまうわけにはいかなくなり、体力を温存することにしました。つまりは私がもっとタフなら今日も草刈りが出来たわけです。書いてて情けない。

 

そんなわけで正太寺通信と向き合っていたのですが、挿し絵か写真が欲しくなって頓挫。絵は描けないので、何の写真を入れようか、そんな事を考えている間に時間が経つ経つ。一日って何でこんなに短いんでしょう。

 

あれもしたい、これもしたいと思って一日を始めるのに、そのどれか一つも満足に終わらせることが出来ません。高望みしすぎというのもありますが、毎日悔しい思いをします。

 

ただ、私は良いことも悪いことも寝れば忘れて次の日はまたスッキリした気持ちで迎えることが出来ますので、そこは我ながら素晴らしい特性だと思います。これはどこでどう身についたのか分からないのですが、良いものですよ。まだ備わってない方、何とかして身につけましょう。毎日がフレッシュです。本山での修行ではなかったと思うので、日常生活のどこかで身につけられるものだと思うのですけれど。

年末に向けてまず第一段

来月は正太寺でお祭りしているお稲荷様のお祭りがあります。年に一度のお祭りです。今年も炊き出しをして、御札を取りにお参りに来たお檀家さんたちに振る舞います。

 

その大仕事の中心をになってくださるのが、婦人部役員のみなさん。総勢19名でご飯、味噌汁、ネギぬた、油揚げという、伝統のメニューを作ってくださいます。

 

最近では炊き出しの機会も減って、入出でありつけるのはこの機会だけです。私も食べるのが楽しみ。子どもたちも楽しみにしています。おいしいんですよ。

 

その日のための打ち合わせを、今夜開きました。一日の流れを一通り確認して、簡単に役割分担も決めて、最後に檀家さんへの配りものを託して終了です。

 

今年は妻がPTAの役員決めの会に出かけていたので細かなところの打ち合わせがちょっと心配だったのですから、婦人部長さんの采配でつつがなく終わりました。

 

当日私は炊き出しにはほぼノータッチのため、全然分からないんですよ。部長さんありがとう。

 

お祭りについては、あとは材料の買い出しをすればだいたいよしとなります。次はおときですね。スタートまであと10日ほどとなりました。喉はようやく痛い時間が減ってきましたので、おときまでには体調を整えられそうです。よかった。

 

ここから先、年越しまでは怒濤の日々となります。無事に新年が迎えられるようにがんばるぞー

本堂の屋根には雨水が貯まる

正太寺の本堂は、屋根が平らです。

 

知らない方にとっては、何を言っているのかよく分からないかもしれませんが、平らなんです。

 

その平らな屋根には2カ所に排水溝が設けられていますが、よく詰まります。今朝、雨樋の音から、これはまた詰まっているなと察しました。雨が降っていないのに雨樋からポツポツと音がするので慣れればすぐに分かります。

 

というわけで、屋根に上がって詰まったものを排除してきました。

 

ハシゴは苦手なので、建て増しした方の庫裏のベランダからもともとの庫裏の屋根に無理矢理上がって、そこから屋根づたいに本堂の屋根を目指します。

 

最初はかなり怖かったですが、今はもう慣れたもの。油断して滑り落ちないように気をつけて屋根にいたり、排水口を覗くと今回は大王松の葉が大量に群がっていました。それを排除すると、ダーダーと音を立てて貯まった雨水が流れ落ち始めます。

 

この瞬間が、結構好きだったりします。雨の音にもいろいろ種類がありますが、災害を起こすような音以外はだいたい好きなんですよね。雨樋の音も。

 

屋根の上でいつまでも聞いているわけにもいかないのですぐに降りてきましたが、良い音だったなぁ。

 

明日の夕方にはまた雨だとか。この時期にこんなに雨が降るというのも珍しいですが、昨今の日本は亜熱帯地域になりつつありますから、そんな事もあるのでしょう。その割に冬が寒過ぎな気がしますけれど。

やるべきことに正面から向き合う難しさ

正太寺の寺報である正太寺通信の制作がなかなか進みません。原稿は大半出来上がっているのでレイアウトに流し込むだけなのに、当然諸々調整が必要になるわけで、それに腰が引けてつい他のことをしてしまいます。

 

やることがいくらでもあるというのは困ったものでして。

 

優先順位を持って取り組まないといけないのですが、優先順位通りに取り組めない弱さを痛感しています。

やっぱり楽な方へと流れてしまうんですよね。

 

せっかく雨で外仕事が出来無くてちょうど良い日なのに。これなら外で草刈り機を振り回している方が気が楽です。作務って、良いなぁ。

まだ夜がありますからね、今日中に取りかかるための時間は残されています。取りかかってしまえばパズルを解くようなもので、熱中してどんどんやっちゃうんですよ。あのモードに入ると気持ちも高揚して楽しいんですけれど。

 

気をしっかりと入れて、夜の部に向かおうと思います。

腕が痛くてもう草刈りできない

電池が持ちすぎて困っているマキタの草刈り機ですが、今日も元気よく働いてくれました。おかげで私の腕はプルプルしています。

また、左手でスティックを握り続けないとならないので、左肩だけがすごくいたくなります。左スティック部分に刃を回転させるためのスイッチが付いていて、表と裏と2カ所付いているそれを握りしめないてけません。使っている間ずっとです。だいそんの掃除機を使っている人は想像しやすいと思います。ダイソンよりも場所が悪いだけで。

今まで使っていた別メーカーのものはそんな事なかったんですけれど。

ただ、電池持ちとパワーはほんとうに素晴らしい。フルパワーだと細い竹も難なく切り倒します。さすがに電池持ちは悪くなるでしょうが、チェーンソーを用意しなくても済むのは助かります。駐車場の隅の竹、日を改めてなぎ倒してやる。

草刈りに3時間。片づけに1時間。片づけは妻が手伝ってくれたのでかなり楽でした。大変な部分はほとんどやってもらった感じ。ありがとう。

これでようやく駐車場一つ完了です。あと二つ。時間があれば一番狭いところもちゃちゃっと刈っちゃいたいけれど。おかげさまで、正太寺の駐車場、広すぎです。やっぱり庭師さんのお代が平均50万も上がったのは駐車場を広げたせいなんだな・・・

電動草刈り機の電池が予想以上に

恐るべしマキタの草刈り機。電動草刈り機を買い、先日の試運転を経て今日いよいよ真剣に草刈りに取り組んだのですが、1時間振り回してバッテリーのメモリが4分の1しか減りませんでした。

このままいったらスペックシートを遙かに上回る4時間の連続稼働が実現してしまいます。

リチウムイオン電池とはいえパソコンなどのような高度な管理はしていないでしょうから、おそらくは急激にメモリが減り出すんだろうなとは思います。それを見込んでも2時間ぐらい持ってしまうんじゃないかという勢いです。

ありがたい事なのですが、電池切れを作業の区切りにしようとしていたので、あんまり持ちすぎると体の方が先にへばってしまうという事態になってしまいます。それのなにがいけないかというと、カッコ悪いじゃないですか。

記憶力はスマホにも負け、持久力では草刈り機にも負け。電気で動く物達にももうかなわない世界になったのかと、感慨に耽ってしまい・・・ませんけども。

人間は自分の能力を拡張する機械を作り出し、活用する事でここまで進化してきました。それは人間の営みとして間違ってはいないと思います。

急に話が大きくなったね。

そんな機械たちに、振り回されないように、自分の体も精神もある程度ちゃんとしておかないといけません。

精神の部分は信仰上死のその瞬間まで鍛え続けることになるのでまあ大丈夫だろうと思いますが、体の方はすでに振り回されてます。それは良くない。振り回されないように、負けないように、これからしばらく続く予定の草刈り作務でがんばろうと思います。

苦手な封筒詰めを無事に終了

暮れのおときの案内状の発送業務に取り組んでいます。ここまでなんだかんだと3時間ぐらいかかりました。A4専用三つ折り機の調子がもっとよければサクサク進むのですが、紙送りがさっぱりうまくいかなくなってしまって。同型機を宗務所でも使っていましたが、やはり同じ症状が出ましたのでもうこれは仕方のないことだとあきらめています。

一時市場から姿を消したのですが再び現れて、しかし値段が倍近くになってしまったのでもう買えません。3万円だったのです。3万円だからよかったのです。倍になったら、ちゃんとした紙折り機も視界に入ってきます。置く場所がないのでお金があっても買えないのですが、近い値段で少なくとも紙送りに悩まされないであろうものが買えるとなると、ねぇ。

発送は明日。お檀家さんの元へ届くのは木曜日になります。予定通り。今回のお便りに、正太寺の携帯電話番号を掲載しました。正太寺通信への掲載でデビューの予定だったのですが、実はまだ完成していないのです。なんと、レイアウトが決まらずに止まっています。昔のままのレイアウトで出そうかと考えるほどになっていて、そもそも何でレイアウトまで変えようとしたのかが置き去りになっています。

ともかく、いよいよ本格的に電話を2台持ちすることになります。面倒という気持ちもないわけではないですが、これでさらなる面倒な事態が回避できるシーンが増えるならば、やってみるしかありません。

たいていの方は今まで通り、お寺の固定電話へかけておいでだと予測しています。それでも、訪問日の変更を希望する電話はかなり多いので、何件かは携帯にかかってくることでしょう。一日のうちでも数少ない電話を取れないタイミングでかかってきませんようにと祈っています。