先人たちの5週遅れぐらいで、
「PayPayのQRコードを賽銭箱に貼っておけばそれ使ってお賽銭にする人いるかも〜」
なんて考えたわけですが、昨年話題になったお寺さんはPayPayから寄付になるので規約違反ですよ〜、と連絡があったそうで、あら残念。
お布施はどうなんでしょうね。お寺からすると寄付に等しい事なのですが、檀家さん側からしたら、お経料という認識が強いかもしれません。PayPayがどう判断するかとなるのでしょうけれど。
正太寺ですでに導入しているSquareは、JCBの取り扱いを始めた時の確認書をネットで見ると、寄付は原則OKになってます。意思確認書とかなんとか買いてありますけど、電子的なものでいいのかな。それならSquareのレジアプリの商品名に分かりやすく買いて、普通にサインをもらう事で良くなります。文面からは「そういうことだぞ」という匂いがします。
ちなみにJCBの取り扱いを申請したら、審査落ちしました。なんでだろ。
妻の実家の菩提寺にお参りに行くときに、小銭が足りなくて困る時があるんですよね。5人家族で行くと、本堂に入るときに5枚、位牌堂でお参りするときに5枚という具合に、事前に用意しておかねば不可能な枚数が必要になります。これがPayPayでもなんでも他の手段でお賽銭できれば、何にも考えずにふらっと立ち寄れるんですけれど。
お寺からすればお賽銭という行為は必須ではないですけれど、参拝する立場になると、お賽銭無しでは気が引けます。そんな事ないですか?
現状ではPayPayは、加盟店も手数料無料ですし、銀行へ送金してもらうのも無料です。クレジットカード与信枠の現金化にはもってこいの状態ですから、物品の移動やサービスの発生しない寄付行為は、悪用しやすいのでNGなのかもしれませんね。
もちろん、物を買ったということにしても、実際に物が買い手に渡ったかなんて、PayPayがその都度確認できるわけでもないんですけれど、規約上はそうせざるを得ないのでしょう。推測ですけど。
QRコード決済は、決済金額を支払う側が入力するという使い方が、お賽銭やお布施に向いてるんですよ。こうした使い方がダメとなると、もったいないなぁ。