書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

湖西市では成人式が催されました

 成人の日は明日ですが、湖西市では今日、成人式が催されました。聞くところによると、成人の日が月曜に固定されて三連休になったのを気に、中日の日曜日に執り行うようになったそうです。その方が式の翌日が休日になりますから、新成人達にとって都合がいい、と。遠方に修学、就職した人も、ゆっくりと旧交を温められるというわけです。


祝日は休みにならないという会社も多いですけれど、市がそうして配慮をしてくれる姿勢、うれしいですね。


そんな晴れの日の夜、正太寺では予定通りに初どきをお勤めしました。ここから先、きれいでない話となりますので、苦手な方はUターンをお願いします。


開式10分前に下痢になりました。本堂で最終の準備をしている最中のことです。あわててトイレに入りましたが、これは明らかにすぐに治るタイプの下痢ではないことがわかりました。私ぐらいお腹のゆるい日の多い達人になりますと、その予測精度はとても高いです。


予測通りに開式5分で中座をしたくなりましたが、その波はなんとかこらえました。その後も襲い来る高波を何度も凌ぎましたが、最後のお経があと少しで終わるという時、最大級の波が押し寄せてきました。これには一瞬腰が浮きかけましたが、なんとかこらえました。そしてそれから数分後、お手伝いのお寺さん方に挨拶もせず、トイレに飛び込む私の姿がありましたとさ。


本当に、漏らすかと思いました。住職としての責務をここまで大きく感じたのは初めてです。最後の最後に踏みとどまれたのは、今夜つけていたお袈裟のお施主さんが、参列されていたからです。目の前でこのお袈裟を汚すわけにはいかないという、強い思いが支えとなりました。


巡り合わせですよね。もし今日じゃなければ、こらえられなかったかもしれません。それぐらいの大波でした。


冷静に考えたら、誰の前でも漏らしちゃダメなんですよ。分かり切ってます。追いつめられた精神状態をお察しください。


今日の私は、よくがんばった。ご褒美に6時間睡眠をプレゼントしようと考えています。


皆さんも、急な下痢にどうぞご用心を。私のはストレス性なので、メンタルコントロールで何とかなるはずなんですが、今日は失敗でした…