書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

よし、当面の準備は終わったぞ

灰作務、よし! 本堂飾り付け、よし! 子どもたちの正月飾り、あっ!

お寺の準備は予定よりも早く進行しました。灰作務が早朝の時間帯でできちゃったのが大きい。

お役僧を終えて、午後からは家族総出で本堂の飾り付け。お正月仕様にすっかり変身しました。いかにも新年を迎えると言った特別感が出ていて好きです。どんな一日も二度と無い時間として大切に過ごす教えがあるからこそ、一年を無事に過ごし、新しい年を迎えることについての喜びはひとしおなのです。

晦日には、兄弟たちも子どもを連れて手伝いに来てくれます。お花やお餅を飾ったりして、最後の仕上げです。

そんな話を子どもたちにしたら、私たちだけでも出来るよという発言がありました。お手伝いに来てもらうのが嫌なわけではなく、自分たちも大きくなっているんだよという表明なんだと思います。とてもありがたい。

兄弟の子どもたちも成長とともにいずれは来れなくなるだろうし、そう遠く無い未来には、うちの子たちに主力で手伝ってもらう時がやってきます。その時に向けて、とても心強い意思表明でした。

明日は一日雨の予報です。外仕事ができない分、中のことに集中できてちょうど良いかもしれません。明日はどんな日になるのかな。最近は時間に追い立てられている感覚だったのですが、今ふと、そんなことを思える心のゆとりが湧きました。子どもたちの成長おかげですね。