書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

本堂の屋根には雨水が貯まる

正太寺の本堂は、屋根が平らです。

 

知らない方にとっては、何を言っているのかよく分からないかもしれませんが、平らなんです。

 

その平らな屋根には2カ所に排水溝が設けられていますが、よく詰まります。今朝、雨樋の音から、これはまた詰まっているなと察しました。雨が降っていないのに雨樋からポツポツと音がするので慣れればすぐに分かります。

 

というわけで、屋根に上がって詰まったものを排除してきました。

 

ハシゴは苦手なので、建て増しした方の庫裏のベランダからもともとの庫裏の屋根に無理矢理上がって、そこから屋根づたいに本堂の屋根を目指します。

 

最初はかなり怖かったですが、今はもう慣れたもの。油断して滑り落ちないように気をつけて屋根にいたり、排水口を覗くと今回は大王松の葉が大量に群がっていました。それを排除すると、ダーダーと音を立てて貯まった雨水が流れ落ち始めます。

 

この瞬間が、結構好きだったりします。雨の音にもいろいろ種類がありますが、災害を起こすような音以外はだいたい好きなんですよね。雨樋の音も。

 

屋根の上でいつまでも聞いているわけにもいかないのですぐに降りてきましたが、良い音だったなぁ。

 

明日の夕方にはまた雨だとか。この時期にこんなに雨が降るというのも珍しいですが、昨今の日本は亜熱帯地域になりつつありますから、そんな事もあるのでしょう。その割に冬が寒過ぎな気がしますけれど。