書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

ドローン購入を企む

今年の2月に買ったばかりなのですが、同じメーカーからとても小さいドローンが発売になりました。海外向け仕様と日本向け仕様の2バージョンあり、日本向けはバッテリーを軽いものにすることによって199gという軽量化を達成。これは、200g以上のドローンは改正航空法のもとで扱わなくてはならないため、そこから外れるための仕様ですね。ちなみに海外向けは250g。これもアメリカかな?250gより重くなるとやはり法律や条例の制約があるためのようです。

日本において改正航空法の制約を受けなくなるとどうなるかというと、夜飛ばせる、目視飛行しなくて良い、人混みでも飛ばせる、人や建物の30m以内に近づいて良い、という具合に使い勝手が向上します。

もちろん、軽いと言っても199g。高いところから落ちてくれば危険です。安全に最大限配慮して飛行させる必要はあるでしょう。それでも、花まつりの賑わいを撮りたい私にとっては福音です。お寺なのに福音です。夜飛行できるのも何気にありがたく、時折真夜中に山の上へ上がっていく車があるのですが、何をしているのか調べにいくこともできます。音はしますから、秘事を撮影してしまう事はないと思いますか…星を見ているぐらいなら良いんですけどね。お墓場ですけど。

一度山の上でゴミを燃やされたことがあるんです。火事にならずに済みましたが、そうした事件が起こっているかもしれないと思うと不安は募ります。追いかけて車で上がっていくのも相手によっては危険が伴います。広い駐車場があってスピードを落とさずに転回してこれるなら良いのですが、狭いところで切り返してこなくてはなりません。危険人物かもしれない付近でスピードを落とさなくてはならないなんて、怖いじゃないですか。

そうした意味でもドローンで見に行けるというのは、実際に実行しなくてもそれが出来る手段を持てるというだけでも、安心感が違ってきます。

最も、このドローンで危険なことをする人が増えれば、改正航空法がさらに改正されて、規制の範囲が広げられるかもしれません。プロモーションビデオを見る限りでは、メーカーはかなりライトな層に売り出して行きたいように思えます。ちょっと心配です。啓発活動にもさらに力を入れていただきたいです。中国メーカーですけど、世界最先端ドローンメーカーらしく、色々啓発はしてくれていますけれど。

日本のメーカー、ドローン分野ではさっぱりです。寂しいですね。

なんの偶然か、2月に買ったドローンの買取価格を調べたら、新発売のドローンとほぼ同じ金額でした。性能は今手元にある2月に買ったドローンの方が上です。でも、そのドローンも、ランク付けすれば一番下なのです。今回のドローンとは4K映像が撮れるという大きな違いはありますが、飛ばせない高性能ドローンより、飛ばせる中性能ドローンの方が活躍の場は広そう。

何より、玩具の範疇に入るので、飛ばすにあたって心理的抵抗はかなり低くなります。ここで飛ばして大丈夫かな、という心配が田舎であればほぼなくなりますから。

日本で発表されたのが午前10時30分。午後になってから公式ショップをのぞいたら、20-25日後の発送となっていました。とりあえず注文。発送されるまではキャンセル可能なのです。そしてその勢いで、ドローン専門買取ショップに見積もり依頼。今日見つけたショップは、基本的には見積もり価格での買取をしてくれます。普通のシッョプは現物を見てさらに減額ということがあるらしいんですけど、見積もりの時の申し出と現物があまりにも違わない限り、見積もり通りの価格で買い取ります、と。

下調べ通りの買取価格を提示されたので、このあと買った時のように梱包し直して、明日の送り出したいなと思っています。私にしては珍しくとても積極的に動いていますよ。

今回のドローン、6万円。2月に買ったドローン、13万円弱(今は13万円ちょっととなぜか値上がりしている)。8ヶ月で7万円のダウンはなかなか辛いものがありますが、次に手に入れる人に活用してもらうことにして、私は私でいつでも比較的自由に使えるドローンを活用しようと思います。

今回については想定している使い道がほぼお寺の用なので、経費で買ってもらいたいところですが…お寺もお金が無いのです。

新しく登場したドローンは、DJI社のMavic Mini。

www.dji.com

2月に買ったのは同じくDJI社のMavic Air

www.dji.com

Airも良いドローンでしたよ。お勧めします。もし6万円以上で買ってくれる人がいましたら、明日の朝までにすぐさまご連絡ください。