書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

台風一過の青空とは裏腹に

今回の台風19号、正太寺は幸いにも被害はなく…一番被害に遭いそうな書院を見に行っていない。棟が別れていると確認に行くのも忘れがち。大丈夫かな。

境内も大王松の葉が大量に落ちた程度でたいした事はありませんでした。家族総出で半日あればなんとか。午後から予定されていた御本寺さんの開山忌は今年は内勤(ナイキン:最小限の関係者のみでお勤めする事)と通達がありました。村中では事前の計画通りにお祭りの準備が一日かけて行われているのですが、掃除に疲れ果てて、せっかく午後から時間ができたものの顔を出せず。ほぼ寝てました。台風前から、気を張っていたんだと思います。すごくだるい。

このあと、四十九日のお勤めがあります。これもお祭り準備に行かずに休養を選んだ理由。疲れ切った顔で伺うわけにはいきません。シャキッとして行ってこようと思います。

台風の通過した各地では川の氾濫や道路の寸断で大きな被害が出ているようです。台風15号の爪痕も残る中で台風を迎えた千葉県の皆さんはご無事でしょうか。支援の手がしっかりと届きますように。こういう時は公共事業の名の下に国のお金をどんどん入れて誰も文句言いません。そのために広く遍く税金を徴収しているんですもの。

地球温暖化に伴う影響なのか、台風のコースが変わってきているように思います。これから東海から関東直撃が増えるんじゃないかと戦々恐々としています。事前対策の公共事業も、やっていただきたい。ついでに景気回復したらいいですよね。

景気回復すれば、さらに公共事業に回すお金もできてきます。回復を待っていたら手遅れになりますから、先手先手を期待します。それが出来るのは国しかないんですから。

今回も少なくない方の命が犠牲になっています。そうした方々の無念を晴らすには、今後に向けての対策に力を入れるのが一番なのではないでしょうか。

そういえば、タワーマンションでも設備故障のためにトイレの使用が禁止されたという報道も見ました。トイレは…辛いですね…