書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

研修二日目。なんの研修か分からないけど太陽の塔を見学。

大阪万博の跡地は巨大に公園として整備されています。公園の中央口から入ると、真正面のあの太陽の塔が。昨年から内部が完全公開されるようになって、階段を使って登れるようになっています。ただ、法令の関係で中に入れる人数に制限があるようで、予約制のうえ、時間制限ありとなっています。30分ありますので、さらっと見るには十分な時間でした。

そんなことより30mほどの高さを階段で登っていくことになるので、足がパンパン。一気に登るわけではなくて、途中で解説が入るのですが、それでも足がパンパン。ただ、内部は空調が効いています。これは予想外で、とてもありがたかった。

見学前の時間は自由行動、見学後も13時の昼食までは自由行動となっていました。他にも見所はいっぱいあるのですが、私は暑さのために死にそうだったので(比喩ではなく)涼しいところへ緊急避難。

昼食は隣接のホテル阪急エキスポパーク内でバイキングでしたので、まっすぐホテルへ向かい、ロビーにあるガーデンラウンド「フォンテ」で休憩。これから昼食バイキングだというのにケーキセットを注文。JAF優待で割引があったものの、1,100円ぐらいでした。高いな。さすがホテル。暑さでおかしくなっていなければ注文してなかったと思う。

ちなみにこの間、ぼっち行動です。みんなそれぞれ見たいものがあるようで、私も暑くなければウロウロしたかったんですけれど、明確に命の危険を感じたので仕方ありません。ケーキ食べて紅茶を飲んでいる間もなかなか心拍が下がらなかったですし。昨日のながら茶房でも落ち着くまでには20分ぐらいかかってしまた。

集合時間が近づいたのでお会計をしてラウンジをでたのですが、ここで急にお腹が張ってきました。膨満感?今までなんともなかったのに。トイレに入ってみましたが解消せず。せっかくのバイキング料理だというのに、なーんにも食べる気が起こらないという残念な体調のまま、昼食タイムを迎えてしまいました。

ただ、誰かが持ってきたカレーがとても気になりました。具はほぼ完全に溶けていて、さらっとしているように見えます。「ああ、もしかしたら、スパイスの刺激がお腹にいいかもしれない」などと意味不明なことを考えて、ほんの少量のご飯にお玉一杯のカレーをかけて食べてみました。

そしたらこれが美味しい。お腹が変に張って気持ち悪いのに、食べている間は気持ちがいいんです。不思議。1時間半のバイキングタイムの間に、結局同じ量をもう一杯、カレールーだけをさらに一杯食べました。料金の元は全然取れていませんが、あの体調でこれだけ食べられれば満足です。カレー、素晴らしい。薬膳ですよ。

そのカレーのおかげか、昼食後は次第に体調が回復しました。ここから先はひたすら帰路です。ちょっとしたハプニングもあったのですが、ハンドルを握る先輩の運転は常に安全運転で感動(マイクロバスなのです)。なんの心配もなく無事に帰りつくことができました。

それにしても太陽の塔、思い出してもゾクッとします。四つの顔の太陽がね、どう見ても怖い。なぜあれを作ったのか。ダダダっと見てしまったので、その経緯まで展示されていたのか分からないのですが、帰ってきてから、立ち止まって全部の展示物に目を通してくればよかったなと後悔しています。足がね、限界だったから。

公園は広くて楽しみはいっぱいありそうなので、もっといい季節に家族で近くに行く機会があれば、都会人のふりして立ち寄ってみようと思います。都会人のふりしてないと、広すぎてキョドキョドしちゃうんです。