書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

遠鉄のネットスーパーって、どこいった?

私の記憶が確かならば、遠鉄ストアがネットスーパーを展開していたはずです。お昼頃までにネットで注文すれば、その日の夕方には自宅まで届けてくれるという、都会並みのサービス。お檀家さんと話しながらよく話題にあげて、入出のスーパーがもしもやめちゃったら、ネットで注文する方法を覚えなきゃね、なんて話していたんです。

その辺りのことも踏まえて正太寺通信で取り上げようと原稿を書いていて、正確には何時までに注文すれば間に合うんだっけかなと検索してみたら、オープン時のニュースリリースは見つかるのですが、肝心のネットスーパーにたどり着けません。リンク切れです。

遠鉄のネットショップは存在していて、こちらはいわゆる普通のネットショップ。注文から3日で発送などと書かれていますから、念頭に置いているネットスーパーとは立ち位置が全く違います。

ドラッグストアである杏林堂もその日にお届けサービスをやっていますが、こちらは湖西市は対象エリア外。湖西市内に2店舗もあるのに、数年前から状況は変わらずですね。田舎ほど必要なサービスだと思うのですが、田舎になると利用したい人はいても利用できる人が限られるという問題点があります。スマホタブレットの使える、でも自動車が運転出来ない人、という属性を持った人、そんなに多くないですよね。

地元でインターネットプロバイダーサービスを展開するTOKAIや浜松ケーブルテレビが、スーパーと提携してネットスーパー事業を始めてくれないものでしょうか。タブレット販売とセットなら、そこそこ収益も見込めそうですけれど。少しずつ割高な値段設定にして、でも送料は無料ですよ、とか上手いことしたら。せこい?

スーパー以外でこの分野に取り組んでいるのは、Amazonです。Amazonフレッシュというサービス名で、東京都・神奈川県・千葉県の一部で展開しています。Amazonですら首都圏の一部しか対象にしていませんから、かなり難しい商売なのかもしれませんね。遠鉄ストアがいつの間にかネットスーパーを引っ込めたのも、そうやって考えたら納得できてしまいます。

生鮮食品の宅配といえば、生協。生協なら紙の注文書に書いて注文できますから、ネットもスマホも不要です。週に一度の配達という制限がありますが、無い物ねだりをしているよりはよほど解決になります。生協、強いなぁ。

正太寺通信の原稿も、この部分については一から練り直しとなります。昨日今日でだいぶ進んで、いい調子だったんですけれど。まさかサービスが無くなっているとはねぇ。その旨のニュースリリースは、いまだに見つけられません。何かの間違いだといいのですけれど。