書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

睡眠の質の調査

短時間睡眠が寿命を縮めるというのはよく言われる話です。手塚治虫さんが早世し、水木しげるさんが長寿を全うしたことは、よく引き合いに出される話題です。

そんな話を耳にするたび、最近4時間〜5時間しか睡眠時間を取っていない自分の身が心配になってきます。このままだと50歳代も全うできない可能性があります。

解決策は簡単で、寝ればいいんです。でも仕事の他にもやりたいことをちゃんとやると、どうしても寝る時間を削ることになります。

そこでとりあえず、睡眠時間を視覚化することにしました。Apple Watchをつけたまま寝ると、睡眠時間を割と正確に測ってくれるアプリがいくつもあります。有料ですがAutoSleepはその代表格ですね。他にもアプリは多種ありますが、古くから使われている安心感から選びました。有料といっても360円。命の値段と考えれば安いものです。

他のアプリにはアラーム機能がついていて、起床予定時刻の眠りの浅いタイミング起こしてくれるという機能が備わっているのが一般的です。ただこれで起きると、日中眠くてたまらなくなるという症状が出たので、私は避けています。確かにスッキリと起きれるのですが、そもそも目覚ましアラームで起きれるタイプなので…

この機能が選択制ならいいのですが、アプリによっては使用を強制されます。アプリで睡眠を計っている間はスマホ本来のアラーム機能は使えなくなったりもします。そうすると私には使うことにできないアプリ、となってしまいます。残念。

というわけで、AutoSleepです。睡眠の計測に重きを払っています。睡眠時間の中で、深い睡眠の時間もどれだけあったかというのを計ってくれます。これが長いほどいいのかな?

実際に調べてみたところ、睡眠の質自体はなかなか良好なものでした。このおかげで今の所無事に生きているのかもしれません。そしてゆうべは3時間57分しか寝ていないという判定。あらまぁ。

毎日6時間寝るとして逆算すると、23時前には就寝前の歯磨きをしていなくてはなりません。最近のリズムですと、眠気が冴えて集中できるようになる頃です。ここから1時間頑張って、12時に寝ればまだ良いのですが、クーリングタイムと称してYoutubeを見たりTwitterを見たり、その時々で気になるものに時間を割いています。これを日中に動かすとかすれば、5時間は確保できることになります。

やっておきたい仕事が、なかなかはかどらないのもここしばらく5時間すら眠れていない理由にもなっています。達成感があると安心して眠れるんですよ。無理せずに早寝した方が翌日劇的に仕事が進む可能性の方が高いように思うのですが、だらだらと続けてしまいます。分かっていても、いうことを聞かないんです。全然思い通りになりませんね。

例によって、結論の分かっていることに対していつまでも思考を続けるという悪い癖が出ています。それが寿命の長さにも繋がっているというのが分かっているというのに、今生きているからそれが当然だと胡座をかいているんですね。私が死神だったら、あの鎌で即首を刈り取っています。

生きていることを当たり前と思わないこと。今一度しっかりとそこへ足元を定めたいと思います。