書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

ハードドライブ救助隊

ハードディスクドライブ。Macの世界だとハードドライブと表現することが多いように思います。違いは無いです。呼び方の問題。略称はHDDが標準でしょう。

おそらく10年以上にわたって稼働していたサーバーが息絶えてそろそろ半年になるでしょうか。ようやく中に格納されていたハードドライブを取り出し、データの拾い出しを始めました。症状としては電源を入れても起動処理が一切始まりません。マザーボードが壊れたと考えていたので、ハードドライブの中身は無事であると予測はつけていました。だから半年も放置していたんですけれど。

大事なデータはすでにクラウドストレージ管理へ移行していましたので、サーバーが動かなくてもすぐにどうこうは無かったのです。ただ、大容量のドライブがいつでもアクセスできる場所にないというのは時に不便でした。今朝、いわゆるNASと呼ばれるものを注文したので、それに合わせてデータを救い出してNASへと移行するべく、動き出したという塩梅。

移行というか。注文したNASはガワだけで、中にハードドライブが入っていません。今までサーバーで使っていたものをそのまま格納して使う計画なのですが、その前にデータを移動させて、まっさらな状態にしておかなくてはならないのです。

しておかなくてもおそらくなんの支障もなく稼働ができる見込みはあるのですが、その後の細かなトラブルを回避するためには、最初にまっさらにしておくことはとても大切です。必要なデータを全て別のハードドライブへコピーしたら、元のハードドライブはまっさらにします。NASが到着したら組み込んで、改めてデータをコピーして出来上がり。

でもこのハードドライブも使用年数としてはそこそこになりますので、いずれ買い替えが必要になるでしょう。今はだいぶお安いですからさほどの心配はしていませんが、それでもなるべく出費は抑えたいので、なるべく長い間元気で頑張ってほしいものです。

サーバー自体は購入時に確か10万円はしなかったと思います。よく頑張ってくれました。ありがとう。改めて電源を入れてみてもやっぱりうんともすんとも言わないのでこれでお別れです。寂しいですが、本当に今までありがとう。