書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

待望のジップラインを体験

私と長女は、昨夏に沖縄のホテルで体験していたんです。すごく怖そうに見えたので腰は引けていたのですが、なぜか長女がやりたがっていて、普段はこうしたものはなるべく避ける子がやる気を出しているとなれば父親は頑張らざるを得ません。それで挑戦したのですが、全然怖くはなくて、とても楽しかったのです。ジェットコースターと違って落下しませんから、ただただ気持ちがいいんです。

お値段は高かったですけどね!ホテル敷地内という場所代と、保険代でしょうか。でも、風がある程度出ていると運行中止になってしまうところ、帰る日の午前中、それも10時過ぎぐらいになって急に運行されて、ギリギリ体験できたんです。ラッキーだったと言えるでしょう。

怖いものだと思って眺めていた次女が、実は楽しいものだったと気がついたものですから、あれをやってみたい!となるのも分かります。その時には言い出せなかったようですが、誕生日に合わせてどこかお出かけしたい?と聞いた時の反応がジップラインでした。

それから数えてもすでに数ヶ月が経っています。ようやく、とうとう、次女待望のジップラインです。身長制限を設けている施設が多い中、家族全員が参加できて、雨でもOKで(私が雨男なので)、という具合に条件がいろいろあったのですが、それらを見事にクリアしたのがひるがの高原のジップラインでした。

沖縄で体験したのは一回滑っておしまいのタイプでしたが、こちらのジップラインは山の上から降りながら、6回滑ることができます。体験時間としては2時間と書かれていましたが、なんだかんだ2時間半ぐらいかかりました。あっという間でしたけれどもね。

距離はそんなに長くないんですが、それでも滑りながらどんぐりを的に向かって投げるコースや、二人で手を繋いで滑ったり、ほうきにまたがってすべれたり、背中で吊ってさながら飛んでいるように滑ったりと、多岐に渡った楽しみ方ができました。

気温は予報通り高かったのですが、ほとんどが森の中で展開されるので、思ったよりは暑くなく、私でもなんとかなりました。それでも、他のグループの参加者の中にはグロッキーな顔をして休憩している方も見かるほどでしたので、油断はできない気候でしたね。ジップラインを終えてからも喉の渇きがなかなか解消されず、数時間かけて帰宅した後もまだまだ飲みたいと思うほどでした。

今まで涼しかったであろう場所ゆえ、エアコンがほとんど導入されていないことも旅行者の体調に影響を与えていたと思います。私のように暑さに弱くなってしまった人以外の、自律神経がちゃんと働く人であっても、知らぬ間に疲れてしまっているんだと思います。エアコン慣れしちゃってますからね。何かしらの施設に入れば普通はエアコンが効いていると、普通の海抜に暮らしているとそれが当然のように考えてしまうと思いますが、高原地帯ではスーパーとコンビニぐらいしかエアコンが効いていませんからね。日中の快適度で言えば、都市部にお出かけしていた方が快適かもしれません。

もっとも、都市部の屋外の酷暑っぷりは殺人的ですからね。そこは忘れないようにしませんと。

心配していた暑さに大敗を喫することもなく、娘との約束も無事に果たせた1日となりました。さあ、次の要望はなんだ!なんでも言ってこい!なるべくお金がかからないやつを頼むぞ!