お盆の13〜15日のことを何て呼んでいいか分からずにいる住職です。なんて呼ぶべき?
正太寺のお檀家さんの極一部の方とは、お盆の三が日って呼ぼうか、なんて話をしましたが、正式に呼び方があればそれに倣いたいところです。
そんなお盆の三が日に、浜松地区を始め、7月お盆の地域がいよいよ突入しています。お寺さんによっては家施餓鬼を終えたこのタイミングで、再び棚経へ赴く風習を続けてらっしゃるところもあるでしょう。お体に気をつけて頑張ってください。お檀家さんが待ってます。
正太寺でも13日丸々1日かけて棚経に回っていましたが、私が修行に行って留守をした際に取りやめて以来、復活はしていません。一人ではすでに回りきれませんし、師匠はもうそこまでの体力はありません。おそらく。日常の作務でしたら私以上の体力を見せつけてくるのですが、お経で使う体力はまた別のものですから。
各寺のお檀家さんにおかれましても、棚経に走り回る和尚さんがたは、命を削る勢いで精力を注がれています。どこかで気の抜けた表情の時があるかもしれませんが、優しく見守ってください。必死だから、気の抜ける瞬間もあるんです。
そんなわけで。こうして日記を書いている間にも、残り二日となりました。ひと月前の正太寺のお盆を思い出します。さあさあ、フィナーレまであと少しです。今年もたくさんの有縁無縁の精霊がご供養されますように。