書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

防犯カメラ考察

お寺にも防犯カメラの需要はあります。防犯というか、よく分からない物音なんかがすることがあるんです。

念のため断っておきますが、霊的なものではないですよ。現実世界の音です。多くは動物に起因するものと思われますが、もしかしたら泥棒がいるんじゃないかとか、気になります。

そうした時に、防犯カメラが設置してあれば、ドキドキしながら現地を確認しに行かずとも、モニターでチェックできます。少し巻き戻して、音がした頃を見ることだってできるでしょう。

理想はお寺の周囲をぐるりと死角なく見れるように大量のカメラを設置したいところですが、主に金銭的な問題からそれは不可能ですので、ポイントを絞って、モニターでの確認で済ませたい場所を優先して設置していきたいものです。

まあ、屋外のことについては気にせず寝る(夜の場合)ということも出来ます。屋内の方が優先度が高いでしょうか。屋内で異常がなければ、安心して眠れます。

現状でも三箇所にカメラがついていますが、WiFiを使っていてその電波が弱いためか、いまいち不安定。いつも映らなくなるカメラについては、WiFiを中継して使っていましたので、中継機を少し良いものに変えるべく、先ほど発注しました。1万円。でも今使っている中継機も1万円ぐらいだったような。同じ値段でも数年で進化しますね。嬉しい。

電波が安定したら、クラウドタイプのサービスを利用しようかとも考えています。今はカメラに挿したSDカードに録画していますが、もし本当に泥棒さんが入ってカメラを破壊されたら、壊さなくてもSDカードを抜かれたら、それで何も記録は残らなくなってしまいます。クラウドタイプのものであれば、録画データはインターネット上に即座に保存されますから、カメラを破壊しても手遅れとなります。

そんな事態にはなって欲しくないものですけれど、お寺に泥棒が入るというのは、事例としては結構あります。正太寺をターゲットにするような泥棒がいるとしたら、リサーチ力の低さに同情しますが、何も盗る物がないとそれはそれで逆上されて危害を加えらないとも限りません。

そういう時にカメラで撮られちゃってるよー、と言えば、少しは怯むかもしれません。出来れば何かしらのアクション一発で110番発信までしてくれたら最高ですよね。

ただ、クラウドタイプは料金がネックです。今の所、正太寺で加入できそうなサービスが見つかりません。今あるカメラも設定次第ではDropboxとかにも保存できたように思うので、そういうところの容量を増やして対応すれば良いのかもしれません。もうしばらく研究をしなくては。

クラウドというとなかなか大変なので、近隣のお寺さんで相互にNASを設置して、違うお寺のNASに保存するようにしたら、固定費がかからないですよね。HDD増設すればカメラの台数を増やしても問題ないですし。あぁ、それ良いなぁ。正太寺に泥棒に入るのに、よそのお寺のNASを破壊してから入るということも無いでしょうし、あったとしてもそちらのお寺の防犯カメラ映像はさらに他のお寺のNASに保存されていたりするわけで、ああ、これは良いかも。話のしやすいお寺さんに声をかけて実践してみようかな。