書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

猫の散歩をしてみる

昨日もちょっと書きましたが、猫白血病のため、外出が出来なくなってしまった、お寺の猫。名をショコラと言います。ちょっとした風邪で死んでしまうかもしれません。他の猫とのケンカによる細菌感染など、もはや回復も望めそうにありません。先日はお腹の調子が悪くなっただけで赤血球が激減して貧血状態になり、獣医さんからはそんなに長くは持たないかもと言われるほど弱ってしまいました。

そこから奇跡的に復活して、今では外に出せと盛んに要求してくるようになりましたが、出すわけにはいきません。長生きしてもらいたい。外に出れないのはつまらないかもしれないけれど、幸いお寺の中はそこそこ広いです。これで勘弁して。

そんな中、ちょっとしたトライをしようと思い、お散歩リードを買って来ました。本当はリードをつける用の首輪なりが欲しいのですが、今つけている首輪にとりあえず繋げられたので、お試しで外に出てみました。

初回の挑戦、案の定、あんまり動きません。二度目の挑戦では少し動きましたが、元気にうろうろするという感じではありません。ただ、なぜだか石や土を舐めたがるんですよね。お腹壊してしまわないかと怖くてすぐに止めさせるのですが、もしかして何かの栄養分が足りてない?

調べてみたら、貧血状態だとそういうものを舐めるらしいです。もちろん、それが唯一の理由というわけではないようですが、うちのショコラは相当な貧血状態でしたから、元気になったものの、血液の状態はさほど改善していないんでしょうね…

やっぱり、点滴や輸血での改善に望みを託すしかないのかな。免疫状態が良くなると、自力で治してしまう猫もいるらしいですが、子猫の頃からそんなに丈夫な猫じゃなかったからな…

点滴だけでも一回1万円ぐらいと獣医さんに聞きました。輸血の値段は怖くて聞けなかったですけれど、もっと高いんでしょう。ペット保険には入っていませんから、相当な負担となります。月に一回なのか、二回なのか。そのあたりまで詳しく獣医さんに聞かないといけませんね。