書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

走り回る子猫たち

熱帯低気圧が晩になってようやく台風になりました。ようやくというのも変な表現ですが、小学校も中学校も昼間から対応に追われたようで、部活の中止や早い時間での切り上げ、明日の給食の取りやめと、弁当持ちの依頼。それらが早々に決まったようで、詳細を記したメールが届きました。

でも、私がチェックしている天気予報はいずれも明日は朝から天候が回復すると告げています。昨日からずっとそう伝えていますから、学校も参考にしたはずです。この予報に対してやけに大げさな対応にしか思えません。普段通りに登校できるはずですよ、これなら。

決まったことは仕方ありません。子どもたちはお弁当を喜びますからね。作るのは妻ですので、私には労う事しかできませんが…

湖西市近辺は、真夜中に雨が強まる予報です。22時過ぎの今は、ほとんど降っていません。でも、避難を開始している動物はいます。

いつの間にかお寺の周りをウロウロするようになった子猫たちです。普段は人の気配のしないところにいるはずなのに、今夜は寺務所に隣接している庭を、三匹の子猫が走り回っています。雨宿りじゃないのかよ。

ガラス越しに見ている分には可愛いですけれどね。猫白血病が発覚し、一歩も外に出ないでいる猫を抱えていると、うちの猫には接触しないでくれよと願ってしまいます。猫白血病はウィルスが引き起こしますが、症状としては人のそれと似ていて、免疫力が低下してしまいます。ちょっとした体調不良が命の危機につながる恐ろしい病気です。

先週末はそのせいで、もう長くない命なんだなと思うに十分の弱りようをしていました。その後、びっくりするぐらいに体力が戻り、外に出せ、遊びに行くんだと泣きわめくようになってくれました。元気になったところで点滴や輸血といったわずかながら改善の見込みのある治療をして、また外で遊べるようにしてあげたいのですが、なんだかんだ仕事に追われてまだ動物病院へ行けていません。先生に相談したいんですけれども。

外に出なくなったら、頻繁に吐いていたのも一切なくなりましたし、かわいそうだけれど家の中にいた方が長生きには繋がりそうです。我慢だよ、我慢。外に出ても喧嘩に負けるだけだから、さ…