VRというものには非常に未来性を感じています。もっと言えば、一つのデバイスでVRとARとMRがごく自然に共存してくれれば一番いいのですが。そこまで行けば視力にも補正が効くようになっているはずだし、斜位も、斜視だって補正でどうにでもなる世界になってるんじゃないかな。
手近なところではVRの体験がしやすいです。Facebookに買収されたOculusが果敢に攻めていて、デバイスの価格も少し前を思えば驚きの安さ。ゲームもなかなかいいものが出てきて、これからぐんぐん伸びていいはずの分野として、そろそろ一般に認知される頃合いになったと思います。
かくいう私は、2年ぐらい前からVRデバイスを所有していて、昨年はOculus Goを買いました。そして先月にはOculus Questを購入。Oculus Goは私の使い方では映像を見るための装置に過ぎないものになってしまい、それなのにまた斜位を矯正する眼鏡をかけないと数分以上見ていられないということもあり、宝の持ち腐れ状態でした。
Oculus Questは、センサーが増えたおかげで、歩いたりしゃがんだりといった動きもVRの世界に反映させてくれます。また、眼鏡をかけていなくても長時間見ていられるようになりました。右目と左目の黒目の距離に、デバイス側を合わせられるようになったのが大きいのかな。パソコンに向かっている時よりも目が疲れません。
そして、VRデバイスで初めてアプリを買いました。今までは無料のものしか試していなかったのですが、ゲームを2本買いました。合わせても5千円弱なので、ファミコンのゲーム一本分ですね。あの頃は4,800円っていうのが多かった気がします。
音楽に合わせて、前方から飛んでくるブロックを切る、いわゆる音ゲーと呼ばれる分野のものと、剣で戦うゲーム。この2本とも、かなり体を使います。剣で戦うゲームは、相手に斬りかかるわずかな時間に集中して腕を振り回すことになるので、あっという間に筋肉痛になりました。
音ゲーの方も、ステージが上がるに従って飛んでくるブロックも増えるし、前方から飛んでくる障害物をしゃがんで避けて、すぐに立ち上がってブロックを切ったりと、忙しくなって来ました。夢中になっていると1時間ぐらい経っているので、多分いい運動になっていると思います。
妻からは、それで痩せたら教えて、と言われているので、何としても痩せて、VRの世界に興味を持ってもらわなくては。任天堂のWiiが、体を動かして遊べるゲームが豊富でしたが、Oculus Questのそれは、もっと体を動かします。ゲームで痩せられる世界、もう来てますよ。チャレンジです。
音ゲーはBeat Saber 剣で戦うのはソード・オブ・ガルガンチュア(Swords of Gargantua) ガンガルチュアは、チャンバラよりも本格的です。楽しいです。事務仕事を早く片付けようという気になります。私は夜中に本堂でやってます。他にスペースが確保できませんので。遊ぶスペースの欲しい方、本堂内に公衆WiFiを飛ばす計画もありますので、一度お声掛けください。隠れてこっそりはできませんけど、本堂でやると、何かにぶつかる危険もほとんどなくて、良いですよ。