書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

山門大施餓鬼会厳修されました。お盆もフィナーレです。

初めての6月のお盆も、いよいよフィナーレです。一番目玉の大法要である山門大施餓鬼会が無事に厳修され、大勢の方にお参りをいただきました。皆さんのご供養の心は、確かに三界万霊に届いた事でしょう。お参りありがとうございました。

この日記を書いているのは夕方6時40分ぐらい。お精霊様のお経を夜8時からに残していますが、片付けも今日できる部分は済んでしまって、かなり落ち着いた時間を迎えています。体はだいぶ疲れていて、眠いんですけれど、眠すぎて眠れないでいます。目を瞑ると、目が回るんです。ヘロヘロ。休憩してからでないと眠ることすらできません。

とにかく寝れば体力が回復していた頃が懐かしいですね…

今日の気候は期待した通り、日差しはしっかりあっても涼しくて、きっと気持ちよくお参りできたものと思います。体の心配をしなくていいというのは嬉しいです。おときに回りながら伺った話の中に、正直なところ暑くてとても参列していられないから、法要が終わる頃を狙ってお寺に行って、塔婆だけ受け取ってたという告白がありました。きっと今年は最初から参列できたのではないでしょうか。もともと信心深い方ですから、この点だけ考えても、一見無茶苦茶なお盆の引越しをして良かったなと思えます。

恒例のYoutubeライブ配信も今年はうまいことできました。開式30分前ぐらいからライブ配信をスタートしていたのですが、開式5分前になって、音声は入っているのに映像が動いていないことを発見。カメラと配信ソフトを再起動したら正常に戻り、その後は法要閉式までしっかりと配信を続けてくれました。

カメラの熱暴走が原因かと思ったのですが、1時間余の法要の間、正常動作していたのではっきりとして原因はわかりません。熱暴走しやすいカメラなので代替機を考えたいのですが、他に良いカメラもないんですよね。今はGoPro 6です。本堂が良い範囲で映し出されるので、画角がちょうど良いんです。映像も綺麗ですし。

GoProは7が最新ですが、相変わらず熱暴走しやすいらしいので、代替機にはなりません。本来のアクションカムとしての用途であれば、5→6→7と新モデルが出るたびにものすごく進化しているのですが、固定カメラとして使う場合にはあまり違いがないんです。画角を考えなければ手元にある家庭用のビデオカメラで済むのですが、そうなると固定の仕方がまた悩ましいなぁ。今はガラスに吸盤で取り付けてあります。この方法はいわゆるビデオカメラでは重くて無理だと思います。

GoProがそろそろ熱対策をしてくれれば良いんですよ。順当に行けば今年もモデルチェンジするはずですし。その頃にはお寺の会計事情が好転していると、買えるんですけれどね。ま、次の機会は一年後なので、ゆっくりと考えていきましょう。

ともかく今年は、法要自体の配信には大成功しました。良い経験を積みました。