書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

2012年もののMacBook Proがまだ現役

メインに使うパソコンは大体4年から5年で買い替えていますので、普通は快適には使えない程度に動作に不満を覚えるものです。

少し前まではパソコンで処理する分野があまり広がらずにいたため、世間的にはパソコンの寿命が延びていました。一番重い処理はゲーム。ついで映像編集。主流であったHD画質程度の編集であれば、数年前のパソコンでも十分に実用になるんですよね。もちろん、何をどう処理するかにもよりますが。

ここにきて映像ソースの4K化が著しく、今度は最新のパソコンであってももたつきが出るようになってしまいました。スマホで簡単にカット編集ができるのに、パソコンに持ってくると全然サクサクできないというジレンマ。

私の現在使っているメインのパソコンは、2016年末に購入したMacBook Proです。こちらも4K映像を扱うにはなかなか大変で、編集用に低解像度の動画ファイルへ変換して作業をすることになるのですが、変換に時間がかかってしまい、作業開始前の待ち時間がかなりのものになります。実行をクリックしてから、一仕事してくるようなイメージ。昔のDVDを作成するときのシチュエーションにも似ています。

そのようないわゆる重い作業はともかくとして、2012年もののMacBook Proも、なんだかんだと現役なのです。最前線は2016年ものに任せていますが、別室で文章をつづったりするのには何の不満もなく動いてくれます。バッテリーの減りもそんなにひどくありません。AC電源に繋いだままの状態が長かったのに、思ったよりも劣化していないようですね。利用可能時間は確実に短くなっていると感じますけれど。

最近は庫裏の一番奥まったところ、日常生活を送っている周辺に立てかけスタンドを設置して、寺務所まで移動せずに何かをしたい時には、そこから古いMacBook Proをすっと取り出して活躍してもらっています。寺務所に行ってみたら師匠が使用中、ということも多々あるので、軽い作業をこうして済ませられるのは大変助かります。

息抜きに気になる製品のコマーシャル動画を見ようとすると、スピーカーが貧弱でがっかりしますけれどね。今時のスマホの方が遥かに良い音を出してくれます。購入当初は良い音に聞こえたのですが、これが時代の進化でしょうか。

2012年の10月ごろの購入だったと思うので、もうすぐ7年。アップルの修理受付リストからはもう外れているはずの年数です。仕事のルーチンにも組み込まれてしまって、無くなると困る状態になってきたので、大事に使っていこうと思います。