書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

いよいよ初めての人間ドック

昨日は自分の通院に加え、娘の歯科検診に行っていました。そして今日は人間ドック。最近、病院ばっかり行っています。

とはいえ、今日の人間ドックは病院という雰囲気とはちょっと違いました。静岡市にある聖隷健康サポートセンターShizuokaで受けてきたのですが、施設・設備全体が新しいのに加え、検診中心の施設なので、少し高級感のある内装でまとめられていて、いわゆる病院、という雰囲気はありません。検診着もこの雰囲気の中だと心なしかおしゃれに感じます。

湖西市界隈の人なら多分理解できると思うのですが、聖隷病院にかかって死ぬなら、それはもうしょうがない、という意識があります。それだけ地域住民の信頼を集めている病院な訳です。どうせ人間ドックを受けるなら、その病院の人間ドックを受けたいと以前から考えていたのですが、浜松市内に二軒ある聖隷の検診センターは胃カメラをやってもらおうと思うと空きが秋口までない状況でした。静岡ならかろうじて三月に数日選べたので、思い切って予約したのです。

遠いという以外に、静岡だと湖西市民は国民健康保険からの補助金が受けられないという、結構大きなデメリットがあります。浜松の聖隷ならどちらでも大丈夫なんですけれど。確か2万円ぐらい補助してもらえたはずなので、これはかなり大きい。それでも胃カメラで診てもらった方が安心できます。カメラ突っ込んで直接診てもらえるんですから、見つけ損ないの可能性はかなり低くなるじゃないですか。どうせ人間ドックを受けるなら、とことん診てもらいたかったですので。いずれは大腸もみてもらわくては。

胃カメラは鼻から通してもらいました。オススメは鼻から、と掲示板にあったものですから。でも結構苦しかったです。涙なんか当然でるし、呻き声も出るし。十二指腸に入る時が一番辛かった。カメラがグイッと入ってく感触がもう、うあー

これ、来年か再来年に二回目を経験するとして、その時は今度は、全体の長さが分かっているが故の苦しみを味わいそうだな、と思います。三回目でようやく心穏やかにいられる可能性が出てくる、と。二回ではそれは無理、と。

口よりは楽だと言われる鼻からでこんなですから、はたして口から入れたらどんなになってしまうのでしょう。考えただけで胃から何か上がってきそうになります。

カメラを引っこ抜いた後、うがいをする時間をもらえるのですが、ついでに鼻水も処理できるんですが、全然綺麗にならないわけですよ。喉に麻酔が効いてますから鼻から戻ってきたものを飲み込んでしまおうにも飲み込めないし。苦しいんですよ。これは胃カメラ入れる前からそうなってるわけですけれども。その状態ですぐに先生から画像を見ながら説明を受けられるんです。

気になるところある?とか聞かれても、喋るのも喋りにくいし、終わったことにホッとしてしまって頭回らないし、このタイミングでは無理ですってば先生。

そんなこともありつつ、無事に終わり、結果としては悪玉コレステロールが今まで通りに多くて動脈硬化の危険性をはらんでいるのと、内臓脂肪がやばいことが発覚しました。メタボではないのですが、数値的にはギリギリ閾値を超えていない、というだけです。内臓脂肪が多いことに変わりはありません。こうして数値や画像で示されると、いよいよちゃんと運動もしなくてはという気持ちが刺激されます。

来る時はエスカレーターを使わず階段を使ってきたけれど、帰りも同じように軽い運動をしながら帰ろう。毎日ちょっとでも何かしらの運動をしよう。最後の保健師さんとの面談でも、そんな話でしたし。

次回もここで受けたいなと思うぐらい良い体験だったのですが、補助金が受けられないのと交通費が余分にかかるのが辛いところ。真剣に悩む価値のある問題ですのでね、次回いつ受けるかということも考えつつ、どんどん悩もうと思います。

ちなみに、まだ後日に結果が郵送されてくるものがあります。胃がんリスク検査と、後何だったかな。そのあたり。そちらも異常がないことを心より願っております。