書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

手術したところのシールが不要になりました

ガングリオンを摘出して九日。手術二日後には多分防水のでっかい絆創膏というかシールというか、包帯からそれに移行していたのですが、それすらも不要になりました。朝一番の予約で診察を受けて、あっさりと剥がされて。今日から傷口裸族です。

てっきり抜糸があると思っていたのですが、改めてよくよく見ると糸が見えないんですよね。普通縫合の後というジグザグに糸が見えて、何針縫ったとかなるじゃないですか。それが全然分からないんです。包帯を取った時にはあんまり意識していなかったので気にならなかったんですけれど、今日の診察で一週間以上経つのに抜糸の話にならず、次の予約は一月後だし、これはどうしたことかと急に心配になってGoogle先生に画像をいろいろ見せてもらって、

「ああ、これは抜糸いらない縫い方なんだ」

と納得したのでした。

失礼ながら、一瞬ですけれど、考えちゃったんですよ。先生、忘れてない?って。

診察の時に聞けばよかっただけのことですけどね。手術直後にも、その後の診察でも、抜糸の話がなかったので不思議に思ってはいたんです。でもとうとう口に出せずに。あまり長い期間抜糸しないのは良くないような検索結果が出てきて焦ったのです。

いやー、よかった。もう痛い思いしなくて済むんだ…

もうこれからは水でもなんでもかかってもよっぽど大丈夫ということで、お風呂も普通通り。今までのシールの時もよっぽど良かったとは思うのですが、明確な指示はなかったので、包帯の時と同じように濡らさないようビニールをかけて入浴していました。片手だけであれこれ洗うのはなかなか手間だったので、この解放は嬉しいです。

実際に初めてシャワーをかけるときはヒヤヒヤしました。痛かったら、染みたら、そんなことを考えつつ、ほんの短い時間シャッと濡らしたりして。お風呂で傷口を良く揉んで柔らかくしてください、とも指示があったんですけれど、これは怖かったです。本当に傷口がそんなにしっかりふさがっているのかと、信じられなくて。診察室で先生に結構強めに触られているので大丈夫という確信があるものの、それでもやっぱり。確信なんて、軽い存在です。

傷口の長さを測ったら、2.3cmでした。こんな小さな傷でもこんなにビクビクしているのに、大きな手術の際の傷なんて、一体どうなってしまうんでしょう。お檀家さんと話していても、手術の話はちょくちょく出てきます。今後は今まで以上に痛みを想像しながら伺うことができそうです。良い経験になってます。