書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

捗らない支度

明日から三日間、西国三十三所の巡礼に出かけます。昨年満願を迎えたのですが、途中から参加された方を、当初のお約束通り、第一回目の行程お連れするのです。

全三名。

三名の方を、和尚二人でご案内です。これはもう、仕方ありません。約束は約束です。

隣寺の和尚さんについては、巻き込んでしまったような形になるのですが、その存在感は正太寺主催の巡礼にはすでに欠かせない人となっているので、無理を承知でというか、うんもすんも無いという形でお願いをしています。

こんな規模で添乗員さんもつけられませんから、私が添乗員役。ドライバーは隣寺和尚。

今まで添乗員さんにお任せしていた仕事を再確認して、明日に備えます。朱印帳を預かって、拝観料を納めて、本尊様の前で読経したら納経所へ行って、開創1300年記念の懺悔と、御詠歌の書かれた四角い紙と(名前がわからない)、各札所で配布している法話の書かれた紙をもらって、あとなんかあったっけ?

荷物は今回、少し軽くなります。ビデオカメラがDJI OsmoからDJI Osmo Pocketに小型化。この変化がとても大きいです。バッグにかなりのゆとりが出来ました。でも、マイク性能が心配。DJI Osmoは内蔵マイクが徹底的に役に立たなかったので、マイク端子にわざわざこの為に購入したマイクを取り付けていたのですが、このマイクの性能が良かったので、出来上がりの映像も気持ちのいい音が聞けました。Osmo Pocketも数回使ってみて、音自体は悪く無いものの、私の声を拾いすぎるように感じました。それでも周りの音や声がバランスよく入れば問題ないとは思うのですが、少し離れた位置の人の声は拾いづらい感じ。巡礼の姿を撮る際に、これでは不足なのかどうか、実際に撮って、ビデオに仕立ててみないと判断が出来ません。

今回の巡礼は撮影しても公開する機会がないかもしれませんが、こうした事情のために、またバッテリーの持ちの検証も兼ねての撮影です。上手く撮れてくれれば、追加投資がいらないので助かるのですが。外部マイクをつなぐ端子が無く、別売りのアダプターが必要になります。そんなの買いたく無い…

他にも色々と持ち物があるのですが、最近は目薬とかメガネとかも増えてきて、毎回忘れ物が発生しがち。そろそろチェックリストを整備しなくてはなりません。出張用、巡礼用、家族旅行用と三つ作れば足りるかな。