書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

坂東下見の下準備を完了

募集チラシの発送を終えて、次は下見の計画を立てました。昨日はMRIの撮影から戻ってからは、ほぼこれに費やしました。もともと二泊三日でも帰着が21時半ぐらいという日程です。強行軍ではなく、ゆとりを持たせた行程なので、西国と比べればさすがに境内地が狭いお寺の多い坂東であれば、少しずつ早まって、意外に早く帰ってこれるかもしれません。が、下見の場合は事情が違います。

下見は一泊二日なのです。そもそも本番の二泊三日も、日程の確保としてはかなり無理矢理です。よく今までやってこれたな、と。それに加えて下見まで二泊三日では、どうにも日程取れないし、経費もまかないきれません。一番安く抑えるには、下見をしないのが一番安いんですから。

とはいえ下見なしでは何の案内人も勤められないのは西国の第一回目で思い知らされました。下見は大事です。高い参加費を払って楽しみに参加される皆さんを前に、和尚が何も知らないでついていくだけではお寺が主催する意味がありません。

そんな思いを抱きながら、でもさすがに普通に回ると22時帰着になってしまって、なかなか厳しいなというところだったのですが、回る順番を組み替えて、何とかなりそうな行程を組むことが出来ました。Google Mapのおかげです。

今回は神奈川県と千葉県の札所を回ります。本番の宿泊が横浜中華街、その日の夕食は中華街で自由食ということもあり、下見でも中華街を訪れて、お勧めできるお店を探しておく必要がありました。1,000円ぐらいで安く食べられるお店、少しリッチに食べられるお店。ある程度参加者の需要を想定して、それに見合ったお店をチェックしておかなくては。

ただ、そのために中華街近くに宿泊するように行程を組むのが大変でした。宿泊地がどこでもよければこんなになんどもルートの組み替えをしなくて良かったんです。行くだけの下見なら楽なんですよね…

隣寺和尚への通告も、宿への予約も完了し、下見の日を待つだけとなりました。その前に、西国の第一回の行程をもう一回まわる旅が入っていますが。第二回から参加してくれた方に、最初に約束をしたんです。第一回の札所は後から必ず回るから、って。じゃないと二回目から参加なんてしてくれないでしょうからね。その約束を果たすのです。

ちなみに、下見のお宿はagodaという予約サイトを使って、朝食付きで6,600円で確保することが出来ました。他の経費は高速道路代とガソリン代、拝観料、フェリーも使うので乗車券代ですね。当初想定したよりは、安く下見をしてこれそうです。