書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

旅立ちの準備

明日から三日間、一人だけで留守をします。宗務所の打ち上げ旅行。待ちに待った打ち上げ旅行。三期も勤めると、任期がはじまった当初から、この旅行を楽しみに過ごすようになるんです。だから私個人としては、4年間待ち続けた打ち上げ旅行なのです。

目的地はいつものように沖縄。三期連続の沖縄。一期目の時に私がはまって、二期目は庶務主事権限で沖縄へ誘導をしましたが、今回は誘導はしていません。子どもたちも全員就学してしまって一緒に行けないのは分かっていましたから、どこへ行っても新しい世界を経験できるから、みんなが行きたいところへ連れて行ってもらおう、と構えていたんです。

そしたら、結局沖縄。お寺を留守に出来るのは、二泊三日が限度であり(それもままならないけれど)、その範囲で行けるところを、行ける時期に絞って探した結果です。任期満了の余韻を残した中で行きたかったので、6月ぐらいまでの中で日程を探したのですが、友引に絡めて出発できるのは明日からの三日間しかありませんでした。信じられないことに。

この季節に行くとなると、わざわざ寒いところへ行くのは開放感がないよね、というような話し合いの結果、沖縄でいいじゃないか、と。それも、都合で一泊しかできなくなった場合に備えて、空港から近い国際通りを拠点に動こう、と。

この選択はまさに正しくて、本当に一泊になってしまった方、直前で出発を夜の便に変更せざるを得なくなった方がいますが、空港から近いおかげで参加することができます。名護のあたりに宿を取っていたら、多分キャンセルだったでしょうね。恩納村でもまだ遠い。そう考えると、国際通りはモノレールでもタクシーでもすぐに行ける距離ですから、気が楽です。

その分観光やアクティビティを考える時には移動時間がネックになるのですが、まあそれはそれ、大勢で参加できることが第一義です。到着してからは夕食を除いてフリータイムですし。

そう、フリータイムなのです。家族連れでの参加も考慮して、日中は自由行動。夕食だけは一緒に食べて、打上会にしようというわけです。こちらも初日はホテル内レストラン。二日目もホテルから徒歩圏内。なかなかいい具合でセッティングできたと思います。

そして総勢13人ぐらいなのですが、添乗員さん同行です。

前回の打ち上げ旅行は私が幹事として添乗員ばりに動いたのですが、飛行機の座席指定が煩雑で、あれだけは二度とやりたくないというワガママを言って、割高になるにも関わらず手配を全部お願いしていた旅行社の営業さんに添乗もお願いしました。もちろん普段営業と添乗と両方こなしている方ですし、宗務所の旅行事業でも何度もお世話になったので、何一つ不安要素はありません。とても気楽です。団体での座席指定も事前にオンラインでできるようになると良いんですけどね。飛行機特有の事情でおそらく大変難しいことは想像できますけれど。

そんなわけで、いつもは妻に言われるままに準備をすれば良いのに、今回はあれこれ考えて荷造りをしました。服装が適応できるか心配ですが、持参したもので季節に合わせなければ現地で買えば良いかなと思います。ホテルは国際通りですから近くになんでも売ってますもの。

二日目は気心の知れた先輩とカヤックにも乗りに行きます。それがもう楽しみで。楽しみにしすぎて明日の朝、熱が出ていないようにしなくてはなりませんね。今夜もちょっとでも早く寝なくては。