書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

年末調整おしまい

ようやく年末調整がおしまい。elTAX(地方税ポータルシステム)を使って、市役所と税務署に同時申告。便利です。ただ、不満もいっぱいあります。

役所と税務署に提出する源泉徴収票(給与支払報告書個人別明細書)と、役所に提出する給与支払報告書総括表、税務署に提出する法定調書合計表それぞれをPCdeskというelTAX用のWindowsソフト上で作成できるのですが、計算は自分でしなくてはなりません。ソフト上では空欄を埋めるしか出来ないんです。税制が毎年細々変わるとはいえ、年末調整に関わる部分に限れば、そんなに難しいことのようには思えないのですが…

そこそこ従業員のいる事業所では、PCdesk上で手打ちをすることなどなく、CSVファイルを読み込ませることでしょう。とすれば、CSVファイルを生成するソフト側で、必要な計算は全てやってくれている。そんな現実がきっとあるんでしょうね。

ちなみに正太寺では、「小さな会社の税務・経理」というサイトで提供されている「年調&法定調書seH30」というフリーソフトを利用して、源泉徴収票を作成しています。こちらは計算をちゃんとしてくれます。作成した源泉徴収票を見ながら、PCdeskに転記していくと、申告用のデータが出来上がるわけです。3人分ですから、手打ちで転記してもさほど時間はかからないんですよ。フリーソフトを提供してくださっていることに、感謝感謝。

税金のことなので、数字の間違いがあると大変です。後から訂正も出来ますが、できれば一発で済ませたいのが人情というもの。なんどもなんども確認して、PCdeskの申告データの送信機能を使って、地方税ポータルへ送信をしました。そこから先は、設定した申請先に応じて地方税ポータルシステムがデータを届けてくれます。

あとはelTAXとe-Taxそれぞれのメッセージボックスをのぞいて、申告が受理されたというお知らせを待つばかりです。よしよし。

今後は法人税の申告ですね。去年初挑戦するつもりが、宗務所行ってばかりだったら師匠に片付けられてしまったので、今年こそは自分の手でちゃんとやりたいです。同時進行で確定申告ですかね。ま、こちらは、源泉徴収票が全部揃うのが例によって2月の頭になると思うので、それからになりますけれど。宗務庁が遅いんだよな…

確定申告もe-Taxで出来ますが、こちらは計算を自動でやってくれるんですよねぇ。気が利いてます。サイトの使い勝手は決して優れてはいませんが、必要最低限のことはしてくれます。まあでも、今時もう少しなんとかしてくれよと思いますが。

少し肩の荷がおりました。さて、明日からは初どきが始まります。毎晩忙しくなりますよ。