書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

お稲荷様のお祭りです

年に一度のお稲荷様のお祭りです。8時から婦人部の役員さん、9時からお世話人さんが集合してくださり、それぞれにお手伝いに入ってくださいました。10時半頃には昼食の用意が整い、お稲荷様のお札を受け取りに来た方に食事を提供できるようになりました。

これがおいしいんです。ご飯に味噌汁、ネギぬた、おから。素朴なお料理ですが、昔ながらの炊き出しで作っていますから、良い具合に味も染みこみます。ネギぬたもこれだけでご飯おかわり何杯でもいける系。毎年ヘトヘトになるほど疲れる日ですが、それでも毎年続けていくための大きなモチベーションのひとつです。食べ終わった人たちもみんな笑顔でおいしかったと言って帰ります。お店でもなかなかここまでの反応を得られないと思います。婦人部の役員皆さんにとっても、大きな励ましになっていると思います。昨日のお昼から2時間ぐらい、そして今日は8時から14時まで。時間を割いてお手伝いに来てくださいますが、頼むからお祭りをやめてくれと言う話は一度も聞いたことがありません。それもこれも、こうして直接感想を聞けるからだと思います。お寺からの声かけだけでは、なかなかこれだけのお手伝いは、いつまでも続かないんじゃないかなぁ。

最近ひときわ、お檀家さんに守られているという感覚を実感しています。いくら感謝をしてもしたりません。