書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

寺族研修会で正法寺さんへ

昨日の今日でなかなか忙しいのですが、今日は寺族研修会のメイン、正法寺さん(愛知専門尼僧堂)で青山老師のお話を伺います。寺族さん方と一緒にバスで一路名古屋へ。

今年の寺族研修は、職員の参加が少なめ。みなさんいろいろ忙しいようですが、年間予定で決まっていることなのでなんとか都合をつけていただきたいなと思いつつ。中には寺族さんが参加されるので、お寺を留守にしないために同行出来ないという主事さんもいまして、それはもう仕方ないですよね。私だって同じ状況になったら留守番です。

そんなわけで開講式の配役が久しぶりに回ってきました。普段はほぼ無役で、スーパーサブのような立ち位置にいるのですが、今日は堂行。久しぶりで緊張。教区のお寺さんで勤める時も緊張しますが、ここは専門尼僧堂。尼僧さんが修行をするためのお寺です。そこで堂行なんて…

堂行とは、木魚と磬子を鳴らす係。ポクポクチーンです。音が出ます。間違えたり変だったりするとすぐに分かります。修行僧の多い場所で堂行を勤めるというのは、そこが一番辛いところ。やっぱり恥はかきたくないのです。

とても緊張して開講式に臨みましたが、なんとか無事に終えることができました。そしていよいよ青山老師のお話です。寺族さん向けに、かなり突っ込んだ内容もありながら、そしてとても嬉しいお話でした。根底にあるのが同じ考え、というのが確認できただけでも最高に嬉しかったですし、お話の仕方がまた愛嬌があって、時間があっという間に過ぎてしまいました。

担当の人権主事さん、各種調整と当日の采配、大変お疲れ様でした。青山さんのお話を聞けたのも、人権主事さんのご尽力のおかけです。ありがとうございました。