書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

現職研修会が始まりました

一泊二日でたっぷりと研修をする現職研修会が始まりました。55歳未満の曹洞宗僧侶は年に一度参加する義務があります。他の宗務所で開催しているものに参加しても良いことになっているので、チャンスは何回もあります。3年続けて不参加の者は、宗務所から宗務庁へ報告をしなくてはならないという、宗門としても力の入った研修会です。

1日目の個人的な目玉は、夜中の茶話会。時が経つのを忘れて、さまざまなことを話題にして、異年齢の集団が思い思いの意見をぶつけていきます。これがとても楽しい。昔話も語られるし、日本の仏教に対する現在の厳しい見方も語られるし、じゃあどうしたら良いとか、そもそも原因はー、とか。とても楽しい。

一日中こうして議論していた方が、よほど研修になるんじゃ無いかとさえ思えてきます。色々考えて講師に来ていただいても、寝て居ちゃ話になりませんから。

宗務所はいろんな見えない制約の中で企画をしますから、現実的にはそんな事は出来無いんですけれど、ね。

今のところ懸案だった事務所の設営は完璧です。主催者としては、明日も無事に終わることを願うばかりです。