書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

現職研修会のために

年に一度の現職研修会までひと月を切りました。宗務所の任期中、最後の現職研修です。今回は会場をいつもと別のお寺さんをお借りして開催します。大きな伽藍ですが、普段余り使っていない部分が多く、手入れが届いていないので、というお話でしたので、職員と、若手僧侶数人に声をかけて掃除をしてきました。

メインの研修会場として書院、事務局としてお借りする和室一間、講師控室としてお借りする客間、そして食事を用意するための台所。10人ほどで取りかかり、2時間ぐらいで大半の掃除は終わりましたが、台所に時間がかかりました。私は途中で帰らせてもらいましたが、3時間経ってようやく終わったぐらい。その後、いきおいづいて窓の掃除まで始めていましたが、いつ終わったのかなぁ。

台所はかなり念入りに掃除をしていましたので、もし来年もお借りするとしても、今回ほどの掃除は必要ないかも知れません。一年使わないと、どうなっているか分かりませんけどね。

それにしても大きな伽藍。台所もお店の厨房のような大きさです。お寺の居住スペースである庫裏にも台所はあるそうですし、建物の配置的にも普段使いするにはあまりにも不便な場所にあります。御住職は既にご高齢。維持するのがどれほど困難かは想像に難くありません。

第四宗務所管内にはここまでの伽藍のお寺はそういくつもありませんので、何かしらの形で活用できればなぁと願わずにはいられません。とりあえず現職研修会でお借りします。街中からは離れますが、いつも皆さん車でいらっしゃるので、特段の不便も無いと思います。当日が楽しみです。