書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

お中日

今日はお彼岸のお中日。いつものように観音懺法をお勤めしました。今年の秋は大田地区長栄寺様にてお勤め。正太寺に順番が回ってくるのは再来年の秋です。しばらく安心(緊張しますから)

近隣の組寺さんと共に続けられている観音懺法は、おそらく江戸時代から。その間に亡くなられたお檀家さんは漏れなく掛け軸にお戒名を書き入れ、帳面に書き入れ、毎春秋のお彼岸のお中日に欠かさずご供養を続けられてきました。

最近は自分の死後を案じて永代供養を自ら申し込む方も多いですが、正太寺を始め、この組寺に入っているお寺さんのお檀家さんに限っては、なんら心配はないんです。年回法要もはるかに多い頻度で観音懺法はお勤めされています。たとえお墓がなくなろうと、この組寺が健在である限り、ご供養は続きます。なんにも心配ないんです。申し込む前から、永代供養なんです。

そこのあたり、もっと周知しないといけませんね。