書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

アンプレシオンでランチタイムを過ごす

豊橋市内のカフェレストラン、アンプレシオンで家族そろってのランチタイムを過ごしました。本当はモーニングを楽しみたいのですが、朝だけはお腹が空くのが早い長女がご機嫌悪くなるので、なかなかモーニングを食べに行けません。

アンプレシオンは二度目の訪問。妻と二人で行ったときに、これは子どもたちも喜ぶお店だと意見がそろった場所なのです。念願かなってようやく一緒に来れました。

前回の時には気が付かなかったのですが、どのメニューもかなりボリュームがあります。メニューによってはパンのおかわりができるのですが、とても手が出ませんでした。

前回の時も、今回もまた他の席では頼んでいる人がいたようですが、いったいどれほどお腹の容量を持っているのでしょうか。最高に楽しんでいるということですから、うらやましいです。

のんびりランチタイムの後は、本屋さんへ。長女はお料理本コーナーに続いて、体のトレーニングコーナーを回るのが最近の定番コース。ほかの二人は恐竜キングダム、という本を立ち読みしていました。ずっと。お店の隅っこで目立たない場所だったけど、もうちょっと遠慮しようね…

私は特に目的もなくプラプラと。ランチ中にプログラミングの話題が出たので、関連本のコーナーへ行ってみましたが、あんまりひかれませんでした。今はインターネット上の情報のほうが新しいので、全然ときめかなくなってしまったんです。昔は片っ端から中身をのぞいて、欲しい情報が書かれていないか調べていたのに。

大学時代、住んでいたアパートから自転車で5分ぐらいの場所に本屋さんがありました。帰り道は少しきつい上り坂になるので、出かけるのにはそれなりに覚悟が要ったのですが、アパートでプログラムを組みながら、情報が欲しくなると本屋さんへ走るということをよくやっていました。それが今では手元で検索かけるだけで調べられるんですから、筋肉も衰えようというもの。

欲しい本が見つかっても小遣いに余裕がなければ買えませんし、そういう本に限って数千円しましたから、どうにも手に入れられませんでした。今はコピペして保存までできてしまいます。すごい世の中になってしまいましたね。

もちろん通信費にかかるコストは必要になりますが、それだってあの頃の基準で比べればはるかに安くなりました。ダイヤルアップで分単位で課金されていた時代です。いつでも定額使い放題なんて、夢のよう。でも、やはり定額になってから飛躍的に発展しましたよね。あの時代に(通信速度はともかく)今の環境があったら、私はどんな学生生活を送っただろうかと、いろいろ考えてしまいます。

そういえば、後輩が大学時代はネットゲームにはまって廃人レベルになっていたと言っていたな。そうなっていたかもしれませんね。それはそれで、経験してみたかった。今はとてもそこまで時間を割けません。正直に言って、うらやましいです。

帰ってから、おもむろに「サマーウォーズ」の録画を見始めました。すぐに子どもたちが寄ってきて、面白いと言っています。これもネットがテーマの映画。ガラケーを使っているのに、現代よりも進んだシステムを使っていて、ミスマッチが面白い。これからどんな世の中になっていくのか、自分の過去と、現在と、映画と、いろいろ見ながら考えていると、ようやくワクワクしてきました。

出来ればこのネットの世界の発展にも、何かしら関わっていきたいなと、思うんです。