書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

お盆のおときもいよいよ終盤戦

今日は入出を離れて太田地区。車での移動が基本となります。どこのお宅も玄関前まで車で入れるので助かります。

昨日の朝は少し涼しい風を感じたのですが、今朝は再びべたつく空気を感じました。秋は遠いようです。そして例え秋が急に来たとしても、お盆を八月のままにしておいて良いのかという問いかけは残ったままです。

この暑い最中に行う運動部の活動に対して、時期を変えるべきなのではと常々感じていたのですが、正太寺の水向けはそのまさに暑い最中にお檀家さんに集まっていただき、多くの方に炎天下での待機を余儀なくさせる行持となっています。そのことにお檀家さんとお話しする中でようやく気がつきました。

普段の私の感覚からすれば、時期を変えるべき行持となります。ウンもスンもありません。安全第一です。

他人の管轄外であればあんなに簡単に言えたことが、自分の主催となるとこんなにも判断に迷うものかと、驚かされました。

結局は自分が悪く言われることを想定して、傷つきたくなくて悩んでいるだけなんだな、と。かっこ悪いですね。もちろん、この時期だからこそという動機付けもあるわけですが、大ざっぱに言ってお盆の半分はこの時期でなくても良いんです。

14日にお世話人さん達が、15日の準備のために集まってくださいます。その際に、皆さんに意見を伺おうと考えていましたが、方針転換です。意見を伺うという風に見せかけて、時期をずらすことに対しての理解を得る。理解を得られれば味方が増えるし、得られなければ積極的な味方が減る。時期の移動先についてはいろんなご意見を伺いたいので、理解がうまく得られれば進めやすいのは間違いありません。熱意を伝えられるように、頭の中でいつも考えておこうと思います。