書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所日記 20180720

金曜当番日。水曜日に効きの悪かった冷房は、今日は思いの外早く効き始めました。それでも冷たい風が出始めるまで1時間はかかったかな。

やはりタイマーで少し早めにスイッチを入れるしかありません。忘れずに、バッチリ設定してきましたよ。

今日は来客が多かったです。各お寺の責任役員さんの任期満了日が、8月に集中しているんです。第四宗務所管内でも約半数近いお寺が8月に任期満了を迎えます。余裕を見て1月前に新しい責任役員さんの申請をしませんと、任期満了までに手続きが間に合わない可能性が出てきます。それでこの時期、その書類を持ったお客さんが増えるのです。

とはいえ、応対は書記さんが行いますから、私まで駆り出されることは日に一度ぐらい。聞き耳を立てつつ、黙々と仕事をします。そろそろ次期宗務所への引き継ぎ書類の作成も考えていかなくてはなりません。庶務主事の仕事は多岐に渡るものの、一つ一つはさほど難しいものではありません。庶務主事に選ばれるような方は私と同じように事務系スキルを持っていますので、行き当たりばったりでもさほど少し苦労するぐらいだと思うんです。

それでも、おそらく今度は私よりも先輩に引き継ぐことになるはずですので、ちょっとはまとまったものが必要だよなぁ。

そう思いつつ、でも手はつけずに、帰ってきました。帰りがけに、クワガタの餌と、土の代わりになるようなものも購入。実は昨夜、家の外にクワガタがいまして、たまたま息子が先日学校行事のために買った虫取カゴがあったので、そこに入ってもらっているのです。普段なら捕まえないんですけどね、そういう環境があったものですから。

キッチンペーパーを湿らせて土がわりにしてあるのですが、エサもないし、なんとかしなくちゃなぁ、と。息子が喜ぶかと思ったら、さほどでもなくてガッカリでしたけれど。

それなりの土のようなものは量が多かったので、量で比べれば10倍ぐらい割高ですが、カゴに敷き詰めるとちょうど良いぐらいの量のものがあったので、それを購入。なんか、カタカナの名前でした。ついでに昆虫ゼリーも。

昨日の続きの封筒詰めもしなくちゃならないのですが、ひとまず放っておいて、クワガタの世話です。一旦外に出てもらい、一緒に入れておいたお寺の周りで拾った朽木にくっついているうちに、キッチンペーパーを取り出して中身を交換。クワガタを戻し、昆虫ゼリーを入れて、出来上がり。恥ずかしがり屋なのか、すぐに下に潜っていってしまうのですが、昆虫ゼリーに気づいてくれることを祈って、再び放置。

夜、封筒詰めの休憩がてら様子を見に行ってみると、昆虫ゼリーに首ったけになっていました。よかった。

封筒づめは、明日までかけてゆっくりやるつもりだったのですが、思いの外調子よく進み、全て詰め終わりました。両指とも第二関節がジンジン痛くなってしまいましたが、一眠りすれば治るでしょう。

この先、一番苦手な封をする作業が待っています。これは明日、焦らずゆっくりと取り組みます。