書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

寺務デスク周りを少し模様替え

この規模で模様替えと言っていいのか微妙ですが。

私のメインマシンはMacBook Pro。言わずと知れたMacのノートパソコンですが、寺務所で使う時にはデスクトップパソコンとして使用します。閉じた状態でスタンドに立て、ケーブル一本で繋がったDockを経由して、モニター始め各種周辺機器と繋がっています。キーボードとマウスは無線接続。この基本的なスタンスは、もう10年以上変わりません。あ、ケーブル一本で繋げられるようになったのは現在のMacBook Proを導入してからですから、まだ2年未満ですね。それまでは最低でも2本必要でした。(電源とDock)

Macを立てるスタンドはモニターの左脇にあり、その左側はさらにレターボックスやらプリンターの乗ったシェルフやらで窮屈になっています。Dockと繋ぐ一本のケーブルを抜き差しするのも苦労するような状態でしたので、滅多なことではMac単体で使いたくありませんでした。しかも、Dockを経由して外付けハードドライブと繋がっていますので、ケーブルを抜く前に、このハードドライブを取り外す操作が必要でした。いちいちスリープ解除してハードドライブを取り外して、ようやくケーブルを抜ける。そんな状況ですから、そりゃめんどくさくてMacを持ち出そうとはしませんよね。

それでも最近、お寺内モバイルの必要性が高まっていました。手持ちのiPad Proを活用したり、Androidタブレットを買ってキーボードを無線接続したり、試行錯誤はずっとしていたのですが、結局能率が悪い。Macを持ってくるのが一番早くてストレスが少ないのは分かりきっていましたが、先述の問題がありまして。

そこで今回、モニターの右横が比較的空いているので、Macの設置場所を真反対へ移設する作業を敢行しました。

右横が比較的空いているというものの、現状では書類やらバッテリーやらその他もろもろで埋もれているスペースです。まずはその片付け。結局必要なものが大半なので片付けきれず、別の場所に積まれている状態ですが、これは明日にでも書類を平置きできるボックスでも百均で買ってこよう。スタックできるものがいいですね。

続いて、移設。移設と言っても、単純にMacを左から右へ移せばいいというものではありません。先述の通りDockが繋がっていますし、Dockの先にはUSBハブもあります。そのままではコードの長さが足りなくなったりするので、コードの引き回しを変えたりと、なかなか大変でした。

Dock自体がアクセスしやすい場所に移設出来たので、件の外付けハードドライブも普段はコードを外した状態にしておき、必要な時に接続することにしました。今まではモニター裏で繋がっていたので、必然的に繋ぎっぱなしになっていたのです。もっとも、このハードドライブはRAID 1ミラーリング)のドライブ。重要データの保管先です。繋ぐ頻度は高いですけど、外しておきやすくなっただけでも十分な成果です。

RAID 1とは、パソコンからは1台のハードドライブに見えるが、実際には2台のハードドライブで構成されているもの。データを書き込むと2台のハードドライブに同時に同じデータを書き込む=常にバックアップを取っている状態になる)

おかげでMacは簡単にDockと切り離せるようになりました。MacBook Pro、私の使っているモデルは15インチなので1.83kgもありますが、重さを除けばお寺内モバイルが気軽に出来るようになりました。最近は大法要のお手伝いの際や、出張時ぐらいしか移動することのなかったMacBook Pro、久しぶりにそれらしい使い方ができるようになります。ああ、明日以降、使うのが楽しみ。これも、キーボードが交換されて少し打ちやすくなったからです。それ以前、つまり昨日以前は、こんなに持ち運ぼうとは積極的に考えられませんでしたから。